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【医師監修】NMNを含む食品は何?NMNの効果的な摂取法も紹介

【医師監修】NMNを含む食品は何?NMNの効果的な摂取法も紹介

NMNを含む食品にはどのような物があるかご存知でしょうか?NMNは美容や若返りに効果があるとされる成分で、昨今注目を集めています。

NMNは点滴やサプリメントなどで摂取することが一般的ですが、一部の食品にも含まれており、食品を通じた摂取を考えている人もいるようです。

この記事では、NMNがどのような食品に含まれているのか、NMNが含まれている食品をどれくらい摂取するのがよいのか、さらには理想的な摂取方法などについて医師が解説します。

NMNとは

NMNとは「ニコチンアミドモノヌクレオチド(Nicotinamide mononucleotide)」という、ビタミンB群の中に含まれる成分のひとつです。

NMNはヒトをはじめとする動物の体内に存在していますが、加齢と共に減少します。NMNが減少することで代謝機能や骨密度、眼機能が低下する「老化現象」が起こります。

一方、NMNを摂取することで、様々な老化現象の改善や予防効果が得られることがわかっており、NMNの摂取は老化予防につながると考えられています。

NMNの摂取については、食品を通じた摂取方法もあるものの、多くの量を必要とするため現実的な摂取方法とは言えません。

このような事情から、NMNを摂取する場合は、NMN点滴やNMNサプリメントが主流になっています。

NMNの推奨摂取量と摂取頻度

NMNの推奨摂取量と摂取頻度

NMNを含む食品を摂取する前に、NMNをどれくらい摂取するのが理想とされているのかや、どれくらいの頻度で摂取するのが良いのかについて理解しておきましょう。

NMNの推奨摂取量

NMNの推奨摂取量は、1日あたり150mgから300mgとされています。この摂取量は、NMN点滴で1~2回分、NMNサプリメントで1~2カプセル、代表的な食品である枝豆だと5キログラムに相当します。

NMNを食品から摂取するのは非現実的とされる理由として、NMNは食品中にごくわずかしか含まれていないことが挙げられます。

NMNの摂取頻度

NMNの摂取頻度は以下を目安にしてください。

  • NMN点滴:月に1回から2回の頻度
  • NMNサプリメント:1日に1〜2回の頻度

先述したように、NMNは食品中にごくわずかしか含まれていないため、食品で推奨摂取量分をまかなうことは難しく、その摂取頻度を示すこともあまり現実的ではないのです。

NMNを含む食品

NMNを含む食品および1日あたりの推奨摂取量(250mgと仮定)を確保するための目安量は以下の表の通りです。

NMNが含まれる食品 NMN含有量/kg 1日に必要な量(約)
枝豆 5-19mg 20,000個
ブロッコリー 3-11/mg 20,000個
キャベツ 1-9/mg 28個
アボカド 4-16/mg 600個
トマト 3/mg 600個
マッシュルーム 1-10/mg 2,000個
生の牛肉 1-4/mg 2,000枚
エビ 2/mg 1,000尾

上記表が示すように、食品を通してNMNを十分に摂取することは現実的でないと言わざるを得ません。

従って、食品で推奨摂取量をまかなおうとするよりも、これらの食品はあくまでも補助的な摂取方法のひとつとして知っておくことが大切です。

NMNの効果やメリット

NMNを含む食品がわかったところで、NMNの効果やメリットについても合わせて理解しておきましょう。

骨や筋肉の強化

NMNは骨や筋肉を強化する効果があるとされています。高齢者を対象にした複数の実験結果として、NMNを摂取した高齢者の歩行速度、握力、そして下半身の筋力が有意に改善したことが示唆されました。

これにより、全身の筋肉量や身体能力が自然に低下してしまう「サルコペニア(加齢性筋肉減弱現象)」の改善や予防の効果が見込まれています。

眼機能の改善

NMNは眼機能の改善にも効果があることがわかっています。京都大学大学院の研究によると、NMNによって高齢者のドライアイの主原因とされているマイボーム腺機能不全が改善できることが明らかになったとあります。

ドライアイは視力低下や痛み、そして角膜上皮剥離を招く要因でもあることから、NMNによって眼機能全般の改善が期待できる訳です。

免疫力の改善

NMNには免疫力を改善する効果もあります。新興和製薬株式会社の研究において、NMNが免疫系の細胞であるリンパ球系のT細胞などに作用した場合、個体の免疫力強化をもたらす可能性が強く示唆されたとしています。

免疫力が改善することは、とりわけ高齢者にとって大きなメリットと言え、NMNは抗老化効果があるという理由につながっています。

NMNの副作用やデメリット

NMNを含む食品を理解すると同時に、NMNの副作用やデメリットについても把握しておきましょう。

コストが割高

NMNはコストが割高であることがデメリットと言えます。NMN点滴は1回あたり50,000円程度かかり、医療機関専用のNMNサプリメントは60回分(約1ヶ月分)が60,000円程度します。

NMNは継続的な摂取が効果的とされているため、中長期的な取り組みではコストがかかることを覚えておきましょう。

臨床実験数が少ない

NMNは臨床実験数が少ない点もデメリットと言えます。NMNの投与はヒトを対象にした臨床実験が多数実施されているものの、長期的な影響や副作用についてはまだまだ不透明な部分があります。

一方、慶応義塾大学がヒトを対象に実施した臨床実験で「安全に投与できること」と「投与量に応じて体内で代謝される」ことがわかっているため、過度な心配はしなくてもいいでしょう。

仮に、NMNを過剰に摂取したような場合であっても、尿で自然に排出されます。従って、NMNが体内で異常を起こすといった副作用は考えにくいとされています。

NMNの効果的な摂取方法

NMNを含む食品を摂取する以外に、効果的な摂取方法とされるものを紹介します。

NMN点滴

NMN点滴はNMNを最も効率的に摂取できる方法として知られています。NMN点滴はNMN含有の製剤を静脈注射によって投与する方法で、サプリメントと比較して全身に広く行き渡りやすいことが特徴です。

NMNサプリメントの場合、小腸で吸収された後、肝臓で代謝および分解される肝初回通過効果によって摂取効率が低下する可能性があります。

この点において、NMN点滴は優れており、より確実にNMNを摂取することが可能です。

NAD点鼻薬

NMNは体内でNADに変わります。実際にはNADが様々な生理活性を示すのですが、NADはサプリメントで摂取できなかったり、点滴を行なっても血液中から脳細胞に移行しにくかったりするため、NADの点滴はあまり行われていません。

このNAD点鼻薬は文字通り鼻からスプレーして投与するもので、嗅神経を通じて脳に直接効果を及ぼします。

そのため、認知症予防やブレインフォグの治療に効果が期待されます。

NMNサプリメント

NMNサプリメントはNMN含有のサプリメントを摂取する方法です。目安として1日に1粒から2粒程度を摂取し、できるだけ毎日続けるようにしましょう。

NMNサプリは手軽に摂取できることが特徴で、とくに多忙な人ほどNMN点滴よりも継続しやすいかもしれません。

注意してほしいこととして、化学合成によるNMNではなく「酵母発酵法」によって製造されたNMNサプリを選ぶようにしましょう。

安価な化学合成のNMNサプリは生理活性がない光学異性体が理論上50%含まれています。インターネット上で格安で販売されている化学合成のNMNよりも、医療機関専用の「メトセラN.M.N.」をおすすめします。

まとめ

NMNを含む食品はたくさんあります。
一方で、食品に含有されている量はごくわずかであることから、食品を通じて十分に摂取することは難しいかもしれません。

NMNを摂取するにあたり、食品はあくまでも補助的な摂取として解釈し、より摂取効率が高いNMN点滴やNMNサプリメントによる摂取をおすすめします。

MSクリニックでは「NMN点滴療法」と医療機関専用サプリメントの「メトセラ N.M.N.」の治療法が可能です。
また併用することで治療効果が大幅に高まります。
費用については診察料や処方料は無料、点滴代またはお薬代のみとなっており最適な治療法をご提供いたします。
まずはお気軽にご相談ください。

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この記事の監修医師

葉山芳貴
総院長、医学博士

葉山芳貴

経歴

平成14年 聖マリアンナ医科大学 卒業
平成20年 大阪医科大学 大学院 卒業
平成22年 大手美容形成外科 院長 就任
平成27年 メンズサポートクリニック開設
平成28年 メンズサポートクリニック新宿 院長就任
平成28年 医療法人清佑会 理事長 就任

資格

医師免許(医籍登録番号:453182)
保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)

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