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【医師監修】ペニスが痛い時はどんな病気の可能性がある?

【医師監修】ペニスが痛い時はどんな病気の可能性がある?

ある日突然のように「ペニスが痛い」と感じて不安になったことはありませんか?

ズキズキ痛む、ヒリヒリする、排尿時に痛くなるなど、ペニスが痛くなる症状は様々で、恥ずかしさのあまり、しばらく放置してしまう人が多いようです。

ペニスが痛くなる症状は放置すると悪化を招く恐れがあるため、すぐに医師に相談することが大切です。

この記事では、ペニスが痛い時に考えられる病気の種類や治療法などについて解説します。

ペニスが痛い時に疑われる病気の種類

はじめに、ペニスが痛い時に疑われる病気の種類や、それぞれの痛みの特徴、痛むタイミングについて見てみましょう。

亀頭包皮炎

亀頭包皮炎はペニスが痛くなる代表的な病気です。亀頭包皮炎は、ブドウ球菌やカンジダ、腸球菌などの細菌が亀頭や包皮に付着して繁殖することで発症します。

主な症状としては、亀頭をはじめ陰茎、包皮などを中心にして、赤み、ただれ、腫れ、痒み、膿、そして排尿時のズキズキまたはジンジンした痛みなどがあります。

放置した場合、尿道炎を併発して尿道痛を起こす可能性があるため、速やかな医師による処置が求められます。

治療法としては、細菌培養検査で原因菌を特定したうえで、抗生物質の塗布薬を使った治療が一般的ですが、症状を繰り返すような場合は包茎手術をすることもあります。

前立腺炎

ペニスが痛い時は「前立腺炎」の疑いがあるかもしれません。

前立腺炎は「急性前立腺炎」と「慢性前立腺炎」に区分され、急にペニスが痛くなったようなケースでは「急性前立腺炎」が疑われます。

急性前立腺炎の多くは大腸菌の感染が原因です。その他にも、緑膿菌やブドウ球菌が原因のこともあります。

慢性前立腺炎は、急性前立腺炎やクラミジア、マイコプラズマ感染からの移行が原因となることもありますが、明確な原因は特定されないことがほとんどです。

前立腺炎の主な症状としては、前立腺が大きく腫れたり、38度以上の高熱が出たり、悪寒、そして排尿時にズキズキまたはジンジン痛むことなどが挙げられます。

放置した場合、歩行や座ることが困難になったり、排尿が出来なくなったりするため、自己判断してはいけません。

治療法には内服薬や点滴などの抗生物質の投与があります。

尿道炎

ペニスが痛い時は「尿道炎」の可能性があります。

尿道炎は膀胱からペニスまでを通過する尿道が大腸菌、腸球菌、マイコプラズマ、ウレアプラズマなどの細菌に感染して炎症を起こすことが原因で起こります。

クラミジアや淋菌といった性感染症などが原因で発症することもあり、主な症状には、尿道の奥やペニス全体といった部位で違和感を覚えたり、ヒリヒリした痛みが出たりします。

治療法としては、尿検査によって原因となった細菌を特定し、抗生物質の服用が一般的です。

膀胱炎

「膀胱炎」もペニスが痛む原因のひとつです。

膀胱炎は大腸菌などの腸内細菌が膀胱に入り込むことが原因で発症します。一般的に男性よりも尿道が短い女性がかかりやすい病気とされていますが、男性でもかかる可能性があります。

主な症状には、頻尿や残尿感、排尿時の終わり頃に下腹部や尿道出口あたりがジンジンと痛むことが挙げられます。

膀胱炎の場合、尿検査を実施した後、抗生物質の投与を使った治療が一般的です。

尿路結石

ペニスが痛くなる症状として「尿路結石」があります。

尿路結石は、腎臓から尿道までの尿路に結石(尿に含まれるカルシウム、マグネシウムなどが結晶化したもの)ができる症状です。

高血圧症、糖尿病、高脂血症といった生活習慣病を患っている人がかかりやすいとされており、40歳から64歳の壮年期に多い傾向があります。

左右いずれかの背中、側腹部、下腹部などで突然生じる激しい痛みや血尿が主な症状で、結石が尿道に詰まると下腹部やペニス周辺が痛くなります。

淋病

「淋病」を発症するとペニスに痛みが生じる可能性があります。

淋病は性行為を通じて淋菌に感染することで発症し、主に尿道で痒みやズキズキした痛み、乳白色の膿が出るといった症状を伴います。

また、淋病に感染することで尿道炎(淋菌性尿道炎)になり、排尿時に激痛を感じることもあります。

放置すると前立腺炎や精巣上体炎などを併発する可能性があるため、異変を感じた時点で医師に相談すべきです。

淋病の治療法には、抗生物質の服用、点滴、筋肉注射などがありますが、まずは尿検査で原因となる菌を特定する必要があります。

クラミジア

「クラミジア」もペニスが痛くなる病気の代表的な存在と言えます。

クラミジアは日本国内で最も感染者数が多い性感染症で、性行為などを通じてクラミジア・トラコマチスに感染し「クラミジア性尿道炎」を発症します。

クラミジアは多くの場合で無症状であることが特徴です。しかし、尿道で炎症を起こすと排尿時にズキズキするような痛みを感じたり、透明で粘着性がある膿が出たりします。

一般的には、淋菌性尿道炎よりも症状は軽いとされていますが、放置しやすいため感染を広めたり、精巣上体炎になったりします。

尿検査の後、抗生物質を投与する治療が主流です。

性器ヘルペス

ペニスが痛くなる病気として「性器ヘルペス」も挙げられます。

性器ヘルペスは、性行為をはじめ、ウイルスが付着したタオルやトイレなどを使用した際に、単純ヘルペスウイルスに感染することで発症します。

主な症状としては、亀頭や陰茎、包皮に数ミリ大の水泡ができます。また、水泡はチクチクまたはピリピリするような痛み伴い、繰り返し発生することが特徴です。

ウイルスは一度感染すると生涯にわたり体内に潜伏します。免疫力が低下したタイミングで発症するため、注意が必要です。

抗生物質の服用、軟膏、点滴などの治療法に加え、再発しにくくする再発抑制療法もあります。 

ペニスが痛くなる主な原因

ペニスが痛くなる主な原因を紹介します。

包茎

包茎はペニスが痛くなる原因です。包茎の場合、亀頭の露出が少ないため皮膚が刺激に弱く敏感な状態になります。この結果、傷を負いやすく、傷口から感染症にかかってしまうのです。

また、包皮に覆われている時間が長いと不衛生になってしまい、細菌が繁殖しやすくなります。

性行為感染症

性行為感染症もペニスが痛くなる原因です。とりわけ、淋病やクラミジアは尿道炎を起こしやすいため注意しなければなりません。

性行為感染症は、異性間の膣性交だけとは限らず、オーラルセックスやアナルセックスも含まれるので気をつけましょう。

ペニスが痛い時の主な治療法

ペニスが痛い時の主な治療は以下の通りです。

抗生物質の服用

最も主流と言えるのが抗生物質の服用です。ペニスの痛みを引き起こしている原因が細菌の場合は、抗生物質の飲み薬をはじめ、軟膏、点滴、注射などの選択肢があります。

包茎治療

ペニスが痛い症状が繰り返されるような場合は、包茎治療を提案することもあります。とくに、細菌が原因の亀頭包皮炎や淋病、クラミジアなどは包茎治療が有効です。

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ペニスが痛い時によくある質問と回答

ペニスが痛い時によくある質問を紹介します。

ペニスが痛いのはなぜですか?

診察が前提となりますが、亀頭包皮炎やクラミジア、尿路結石などを発症している確率が高いと言えます。

理由としては、これらの症状はペニスが痛くなる代表的な症例だからです。

陰茎がズキズキ痛むのはなぜですか?

亀頭包皮炎や淋病、クラミジアなどによる尿道炎を発症しているからかもしれません。

自己判断はできませんので、速やかに医師へ相談してください。

何もしていないのにペニスが痛いのは病気ですか?

医師による診断を受けるまでは断定できません。無症状の期間は、感染した細菌の潜伏期間かもしれないため、痛みが出たらすぐにでも医師に相談しましょう。

大人でペニスが痛い時は何科で診てもらえばいいですか?

泌尿器科で診てもらいましょう。抵抗がある場合は、医師や看護師が全員男性の男性専用クリニックがおすすめです。

包茎治療を受けた方がいいですか?

ペニスが痛むような炎症を繰り返し発症するような場合は包茎治療をおすすめします。まずは医師に相談してください。

まとめ

ペニスが痛い時は速やかに医師に相談するようにしましょう。
ペニスが痛くなる原因は様々で、治療法についても適切な検査を受けたうえで処置しなければいけません。

ペニスが痛い時はくれぐれも自己判断せず、医師に相談してください。

MSクリニックは包茎手術・ED治療・長茎術など男性のお悩みを全て解消するメンズクリニックです。
症例豊富な医師をはじめ、看護師も全員が男性ですので、どうぞお気軽にご相談、ご来院ください。
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この記事の監修医師

葉山芳貴
総院長、医学博士

葉山芳貴

経歴

平成14年 聖マリアンナ医科大学 卒業
平成20年 大阪医科大学 大学院 卒業
平成22年 大手美容形成外科 院長 就任
平成27年 メンズサポートクリニック開設
平成28年 メンズサポートクリニック新宿 院長就任
平成28年 医療法人清佑会 理事長 就任

資格

医師免許(医籍登録番号:453182)
保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)

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MSクリニックは医療法人社団 清佑会が運営するクリニックです

当院は医療法人社団としての認可を受けた自由診療の男性専門クリニックです。 人を思いやる心こそ、医療のバックボーンであるという信念のもと、患者さまに満足、安心していただける医療を提供するべく、医療技術のみならず、インフォームド・コンセントやホスピタリティを徹底するこで、適正医療機関としての信頼を得られていると考えております。これからも、質の高い医療を継続的に提供し、高い社会的信頼の創造ならびに、多様化するニーズへ応えるため、医療の可能性を追求、創造してまいります。

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