「ペニスはトレーニングすれば大きくなったり、硬くなったりするの?」や「ペニスのトレーニング方法にはどんなものがある?」と考えたことがある男性は多いと思いのではないでしょうか。
ペニスを大きくしたり、硬くしたりするためのトレーニングは、俗称で「チントレ」と呼ばれていますが、その方法や効果を巡っては様々な意見があるようです。
そこでこの記事では「ペニスのトレーニング」について、その方法や効果、そしてペニスを大きくするおすすめの方法などについて医師がわかりやすく解説します。
この記事の目次
ペニスのトレーニングとは
ペニスのトレーニング(チントレ)とは、主に陰茎を「大きくする」「長くする」「硬くする」ことを目的にしたトレーニング全般のことです。
具体的には、スクワットや肛門括約筋トレーニングといった筋力トレーニングをはじめ、陰茎や亀頭、さらには陰嚢をマッサージする方法などがあります。
これらのペニストレーニングは、目的に応じて使い分けることが一般的です。一方、誤ったトレーニング方法を用いるとペニスを損傷する危険性もあるため、しっかり知識を身に付けたうえで取り組む必要があります。
また、ペニスのトレーニングによって陰茎が大きくなるといった効果はほとんど期待できないため、確実性を求めるのであれば、医療機関で長茎術をはじめ陰茎増大術や亀頭増大術を受けることをおすすめします。
従って、ペニスのトレーニングは、あくまでもエクササイズの域を出ないものと考えるとよいでしょう。
ペニスを太くしたい場合のトレーニング
ペニスを「太くする」トレーニングについて解説します。
スクワット
ペニスを太くすることを目的にしたトレーニングのひとつが「スクワット」です。海綿体へ血流を促すのに必要な骨盤底筋を鍛えるのに有効とされています。
十分な血流が得られれば、陰茎が太く見えるようになる仕組みです。
肛門締めトレーニング
ペニスを太くするトレーニングとして「肛門締めトレーニング」もあります。直立状態で肛門を3秒間締め、3秒間緩めることを10セット程度繰り返します。
スクワットと同様に骨盤底筋が鍛えられ、ペニスの太さが増しやすいとされています。
ペニスを長くしたい場合のトレーニング
ペニスを「長くする」トレーニングについて解説します。
牽引トレーニング
ペニスを長くすることを目的にしたトレーニングとして「牽引トレーニング」があります。牽引トレーニングとは、自身の手で陰茎を優しく引っ張るようにし、体内に埋もれている陰茎根元の靭帯を伸ばす方法です。
力ずくで伸ばしたり、牽引器具を使ったりすることは危険を伴うためおすすめできません。
亀頭を大きくしたい場合のトレーニング
ペニスの「亀頭を大きくする」トレーニングについて解説します。
ミルキング(ジェルキング)
ペニスの亀頭を大きくすることを目的にしたトレーニングに「ミルキング(ジェルキング)」があります。
石鹸やローションなどを手に付けた状態で、陰茎根元から亀頭にかけて「乳搾り」のように優しく握り込む方法です。
亀頭により多くの血液が流れ込むようマッサージすると考えるとよいでしょう。
ペニスのトレーニングと併用したいこと
ペニスのトレーニングと併用して取り組みたいことを解説します。
陰嚢マッサージ
陰嚢マッサージは、陰嚢の皮膚を伸ばしたり、擦るようにしてマッサージする方法です。陰嚢をマッサージすることで血流が促され、睾丸からのテストステロン分泌を刺激するため、勃起力の向上が見込めます。
鼠蹊部マッサージ
鼠蹊部(そけいぶ)マッサージは、脚の付け根内側をマッサージする方法です。多くのリンパ節が集中している鼠蹊部の血流を改善することで、勃起力の向上が期待できます。
金魚運動
金魚運動は仰向けになった状態で腰を左右に動かすエクササイズです。とくに下半身の血流が促されることから、勃起力の改善効果も得られるでしょう。
生活習慣の改善
適度な運動、十分な睡眠、バランスが取れた食事といった生活習慣を心がけましょう。とくに、血流を妨げる要因になる飲酒や喫煙は控えるようにしてください。
ペニスの硬さや長さの基準
ペニスのトレーニングをするにあたり、ペニスの硬さなどに関する基準を知っておくと役に立つかもしれません。
ペニスの硬さ
ペニスの硬さは、硬い順から「りんご・グレープフルーツ・みかん・こんにゃく」に例えられ、勃起状態の硬さを把握する基準になります。
この基準は、ED治療でも用いられるEHS(Erection Hardness Score)ですので、参考にしてみてください。
ペニスの長さ
ペニスの長さは、日本人男性の勃起時平均が13.56cmとされていますので、これをひとつの基準にするとよいでしょう。
また、勃起時のペニスサイズが7cm以下だと「マイクロペニス」に該当する可能性があります。
ペニスのトレーニングでおすすめできない方法
ペニスのトレーニングでおすすめできない方法も知っておいてください。
ペニスリングやペニスポンプなどの器具
ペニスのトレーニングでは「ペニスリング(コックリング)」や「ペニスポンプ」※といった器具はおすすめできません。
理由は、陰茎を損傷したり、壊死させてしまったりする危険性を伴うためです。
※ペニスポンプの一種に、医療機器承認を受けた吸引機「ビガー2020」がありますが、これは勃起補助のための医療機器であり、増大を目的としたものではありません。また、「ビガー2020」は使用法を誤ると陰茎を損傷したり、壊死させてしまったりする危険性があるため、医師の指導が必要です。
ペニス増大サプリメント
ペニスのトレーニングとして「ペニス増大サプリメント」の利用もおすすめできません。理由は、効果が乏しいにもかかわらず高額であるためです。
ペニス増大サプリメントは、あくまでも健康食品や健康補助食品であり、ペニスの硬さや大きさを向上させる効果は期待できません。
ペニスのトレーニング以外でおすすめの方法
ペニスのトレーニングは効果を実感しにくいことから、より確実性を求めるのであれば、以下のような方法も検討してみてください。
長茎術
「長茎術」は、体内に埋もれている陰茎を引き出すことで、通常時のペニスサイズを3cmから8cm長くする方法です。
副次的な効果として、包茎や早漏の改善、そして性病予防といった効果も見込めるため、ペニスのトレーニングと比較して有効性や確実性に優れていると言えます。
ペニス増大・亀頭増大
「ペニス増大・亀頭増大」は亀頭部分にヒアルロン酸を注入することで、亀頭を大きくする方法です。
ペニスのトレーニングだけでは実現しない「亀頭の印象」が向上するだけでなく、性行為の際に女性への刺激が増すといったメリットもあります。
ペニス増大・陰茎増大
「ペニス増大・陰茎増大」は、陰茎部分に薬剤を注入して陰茎を太くする方法です。先述した「亀頭増大」と合わせて受けることで、ペニスの印象が大幅によくなります。
ペニスのトレーニングだけでは得られない効果が、わずか30分程度の手術で手に入ります。太くて、逞しいペニスに憧れる男性におすすめの方法です。
ED治療薬
「ED治療薬」は、以前よりも勃起時の硬さや太さが減少した気がするとお悩みの男性におすすめの方法です。
バイアグラやシアリスといった、効果や安全性に定評があるED治療薬ですので、安心して手軽に始められるでしょう。
まとめ
ペニスのトレーニングは、ペニスを大きくしたり、硬くしたりすることを目的にしており、手軽に始められることが特徴です。
一方で、トレーニングの効果を感じにくかったり、継続することが大変であったりすることから、ペニスのトレーニングよりも医療機関の受診をおすすめします。
長茎術のように、ひとつの治療で複数の悩みを解消できることもありますので、まずは医師に相談し、最適な方法を提案してもらってください。
MSクリニックでは手術の傷跡が残らない「切らない長茎術」を確立し、圧倒的な症例数を誇っております。
長茎術では施術前の診察時に、どれだけ長くできるかを事前確認する事ができます。
ぜひ一度、東京新宿・神奈川横浜・愛知名古屋・大阪梅田のMSクリニックの無料診察カウンセリングにご来院ください。
この記事の監修医師

葉山芳貴
経歴
平成14年 聖マリアンナ医科大学 卒業
平成20年 大阪医科大学 大学院 卒業
平成22年 大手美容形成外科 院長 就任
平成27年 メンズサポートクリニック開設
平成28年 メンズサポートクリニック新宿 院長就任
平成28年 医療法人清佑会 理事長 就任
資格
医師免許(医籍登録番号:453182)
保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)