2024.05.15
【医師監修】理想とされるペニスの形とは
![理想とされるペニスの形とは](https://www.clairvoyancecorp.com/media/wp-content/uploads/image2-138-620x380.jpg)
「ペニスの形が不格好」といったことを、人知れず悩んでいる男性は多いと思います。
ペニスの形に関するコンプレックスの種類は様々です。包茎や短小をはじめ、ブツブツがある、そして湾曲していることなどがあり、これらを解消したくても、その方法が分からないという男性もいることでしょう。
そこでこの記事では「ペニスの形」や「ペニスの手術のデザイン」について、包茎手術や増大術などを数多く手掛ける医師が、ペニスのコンプレックスで悩む男性に向けて分かりやすく解説します。
この記事の目次
理想的なペニスの形
株式会社TENGAが2012年に公開した「日本人の平均ペニスサイズはこれだ!(*1)」によると、日本人男性におけるペニスサイズの平均は以下の結果だったとあります。
- ペニス全体の長さ:13.56cm(非勃起時は8cm)
- 亀頭の直径:3.53cm
- サオ(陰茎)の直径:3.19cm
調査対象は50万人ながら、あくまでも自己申告制であり、なおかつ計測方法が統一されていないといったことから、医学的な観点では信頼性に劣ると言わざるを得ません。
一方、男性が最も気にするポイントである「ペニスのサイズ」において、調査対象数が多いという点では参考になるでしょう。
女性の多くはペニスの形を気にしていないことを示すデータがあります。Kyodo News PR Wireが2013年に紹介した記事(*2)によると、女性(703名)がセックスの挿入時に最も好ましいペニスの状態として考えているのは「硬い」308名(43.8%)であるのに対し「形」を挙げたのはわずか9名(1.3%)です。
つまり、女性の多くはペニスの形について、さほど気にしていないと言えます。同データでは、女性が気にしている要素として「太い(19.6%)」と「長い(15.5%)」が多かったことから、陰茎が細いことや短小に該当する男性は、これらのコンプレックス解消に向けた取り組みを検討してもよいでしょう。
ペニスの形でよくあるコンプレックス事例
ペニスの形でコンプレックスとなりやすい事例を紹介します。
包茎
「包茎」は多くの男性がコンプレックスと感じやすい代表的な症状です。2019年に実施されたインターネット調査の結果(*)では、対象となった日本人男性4,800人のうち、73%が「亀頭がすべて覆われている」または「亀頭の一部が包皮で覆われている」、つまり包茎に該当することが分かっています。
包茎は、仮性包茎、真性包茎、そしてカントン包茎の3種類がありますが、いずれもペニスの形が悪く見えてしまうことや、性病リスクが高くなる、さらには悪臭の原因になるため、できるだけ早く治療するのが望ましいでしょう。
短小ペニス
ペニスのコンプレックスで多いのが「短小ペニス」です。短小ペニスの医学的な定義はないものの、アメリカの医学雑誌(*)が「勃起時の陰茎長が9.3センチ以下」だと、短小ペニスに該当すると評価しているため、9.3cm以下がひとつの目安になっています。
短小ペニスだと、ペニスの見た目が悪くなるほか、包茎になりやすい、さらには性行為が満足に達成できないなど、深刻な問題につながる可能性があります。
亀頭が小さい
「亀頭が小さい」こともペニスの形に関するコンプレックス事例です。コンドームの製造販売を手がけているオカモト株式会社が実施した調査(*)によると、亀頭部の直径は「40~45mm未満」と「35~40mm未満」が最も多く、合わせて60%以上だったとあります。
このことから、これらの数値以下に該当すると亀頭が小さいと言えるでしょう。亀頭が小さいと、ペニスの見た目が悪くなるほか、包茎になりやすいため、悪影響が多くなってしまいます。
亀頭にブツブツがある
「亀頭にブツブツがある」こともコンプレックスになりやすいでしょう。
ブツブツの原因は、良性のフォアダイス(脂肪の粒)、悪性の尖圭コンジローマなどが考えられ、いずれもペニスの見た目を大幅に悪くするため、パートナーから敬遠されてしまうかもしれません。
屈曲・湾曲ペニス
「屈曲・湾曲ペニス」もコンプレックス事例に含まれます。これは、勃起時に陰茎が「への字」や「くの字」に曲がってしまうことを指しています。
ペロニー病(陰茎海綿体白膜にしこりができる病気)が原因であることが多く、性交時の挿入がうまくいかないことや、見た目が明らかに不自然になる影響が生じます。
ペニスの形を改善するおすすめの方法
ペニスの形で悩んでいる男性は、その悩みごとの解決策を検討しましょう。主な悩みごとの治療法を紹介します。
包茎手術
「包茎手術」は包茎を解消するための治療法です。仮性包茎、真性包茎、そしてカントン包茎などを解消可能で、ペニスの見た目改善や性病予防、さらにはEDリスクを回避するといった効果が期待できます。
治療費は99,000円~が目安となり、手術跡が目立たない方法や、ツートンカラーになりにくい手術方法を選択すると割高になると考えましょう。
長茎術
「長茎術」は非勃起時の陰茎長を長くする治療法です。非勃起時のペニスサイズが小さいことや、肥満体型や加齢によってペニスが小さく見えてしまうといったことが解消できます。
皮膚を切開せずに使う「切らない長茎術」で165,000円~、皮膚を切開する方法で275,000円が目安になります。
陰茎増大術
「陰茎増大術」は陰茎にヒアルロン酸などの薬剤を注入し、陰茎を太く大きくする方法です。大きさ、太さ、そして硬さが増すことで、非勃起時および勃起時の陰茎の見た目が改善されます。
注入する薬剤の種類や量によって費用は変わります。55,000円~が目安ですので、医師と相談し、お悩みに合わせて選択するとよいでしょう。
亀頭増大術
「亀頭増大術」は亀頭にヒアルロン酸等の薬剤を注入して大きくする方法です。亀頭が大きくなることで、ペニスの形がよくなって、見た目も大幅に改善されます。
亀頭増大術にかかる費用は「陰茎増大術」同様に、55,000円~が目安です。亀頭増大術と陰茎増大術を合わせて受けることで、ペニスの形が整いやすいでしょう。
亀頭ブツブツ除去
「亀頭ブツブツ除去」は、真珠様丘疹などのブツブツを除去するための治療法で、ペニスの見た目を改善します。
亀頭のブツブツは放置していても治りません。わずか20分内程度の治療で、ペニスの見た目をブツブツのない綺麗な状態にすることが可能です。費用は55,000円~が目安です。
傷跡修正治療
「傷跡修正治療」は包茎手術などによって、ペニスの形やデザインが不自然な状態になってしまったのを元に戻すための治療法です。
例えば、包茎手術によるツートンカラーや変形、さらには亀頭増大術や陰茎増大術によって生じたデコボコの修正などが含まれます。
傷跡修正なら55,000円~、ツートンカラー修正は110,000円~が目安になります。他院で実施した手術であっても、外科治療によって修正できることを知っておいてください。
まとめ
ペニスの形には、医学的な基準が存在する訳ではないため、過度に心配しなくてもよいでしょう。
ただし、包茎や短小ペニス、ブツブツ、さらには湾曲などの症状があると、見た目の悪化や機能性に問題が生じる可能性があるため、可能な限り早めに治療することをおすすめします。
ペニスの形に関して悩んでいるならば、一度男性専用クリニックで医師に相談してみましょう。
MSクリニックでは、傷跡の修正、増大手術やなど形成外科的な治療も行っています。
見た目が気になる、コンプレックスがあって自信が持てない、他院の手術結果が気に入らない、という方はご相談ください。
この記事の監修医師
![葉山芳貴](https://www.clairvoyancecorp.com/media/wp-content/themes/penilabo/img/common/drHayama.webp)
総院長、医学博士 葉山芳貴
経歴
- 平成14年
- 聖マリアンナ医科大学 卒業
- 平成20年
- 大阪医科大学 大学院 卒業
- 平成22年
- 大手美容形成外科 院長 就任
- 平成27年
- メンズサポートクリニック開設
- 平成28年
- メンズサポートクリニック新宿 院長就任
- 平成28年
- 医療法人清佑会 理事長 就任
資格
医師免許(医籍登録番号:453182)
保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)
![鳥羽洋輔](https://www.clairvoyancecorp.com/media/wp-content/themes/penilabo/img/single/drToba.webp)
新宿院 院長 鳥羽洋輔
経歴
- 平成31年
- 札幌医科大学医学部医学科 卒業
- 令和3年
- 美容皮膚科クリニック 勤務
- 令和4年
- MSクリニック 勤務
資格
美容外科医
医師免許(医籍登録番号:559547)