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オナ禁は効果がなくてデメリットが多いの?医師が解説

オナ禁は効果がなくてデメリットが多いの?医師が解説

「オナ禁」すれば性交の時に快感が増すや、オナ禁でテストステロンが増えて自己肯定感を得られるといった噂をよく耳にします。

昨今「オナ禁」を積極的に取り入れる人がいるようですが、実際には効果があるのでしょうか?みなさんはオナ禁のメリットやデメリットを把握していますか?

この記事では、オナ禁に関する正確な知識を医師が解説します。

オナ禁とは

「オナ禁」とは、自慰行為(オナニー/ドイツ語)を禁止することの略語です。別の言い方として「禁欲」と表現することもあります。

オナ禁の詳細については医学的な定義は存在せず、一般的には自慰行為や性交渉による射精を一定期間にわたり意図的に抑制することを指しています。

オナ禁についてはインターネット上で様々な噂があります。例えば、オナ禁すれば射精感が増す、オナ禁すると学校の成績が良くなる、オナ禁すれば禿げにくくなるなど、まことしやかな話を含め、多岐にわたります。

一方で、オナ禁に関する誤った知識が広まることで、早漏やED(勃起不全)を招く恐れがあることから、正しい知識を身に付けることが求められています。

オナ禁の考えられる主な影響

次に、オナ禁(禁欲)にはどのような効果や影響があるのか解説します。

テストステロン数値の変化

2003年、中国の浙江大学(Zhejiang University)のMing Jiang氏らの研究によると、いわゆるオナ禁によって男性ホルモンであるテストステロンの数値に変化が見られたとあります。

具体的には、オナ禁8日目で一度射精し、引き続きオナ禁を続けたグループは次の7日目にテストステロンの数値が上昇しました。

対照的に、ずっとオナ禁を続けたグループのテストステロン数値の変化は確認できなかったと紹介しています。

一方、このようなテストステロンの数値変化が心身に与える効果については評価が難しいとされています。

理由としては、この研究では、複数の形態に分類されるテストステロンの中で、生物学的活性があって最も働きが大きいとされる「遊離テストステロン」の濃度を測った訳ではないためです。

つまり、この研究で示唆されたテストステロンの数値変化が、どのような効果をもたらすのかは不明ということです。

前立腺がん発症リスクの上昇

オナ禁は前立腺がんを発症するリスクが上昇するとされています。

2016年、Harvard School of Public HealthのJennifer R. Rider氏らの研究結果において、月に21回以上(毎週5回程度)射精した男性と、月に4回から7回(週に1~2回)の男性を比較した場合、21回以上射精した男性の方が前立腺がんの発症リスクが低かったとあります。

このことから、射精回数が少ないと、前立腺がんを発症するリスクが高まることが示唆されています。

精子の質が低下するリスク

オナ禁によって精子の質が低下するリスクがあります。

イスラエルのSoroka University Medical CenterのEliahu Levitas氏らの研究発表では、禁欲0日から2日目における精子の正常検体が最も良い結果だったとあります。

つまり、禁欲は1日とし、2日に1回の頻度で射精することは、精子の質が良いことを示唆している訳です。

ED(勃起不全)のリスク

オナ禁にはED(勃起不全)を発症するリスクがあります。

多くの場合、禁欲することは性的な刺激から遠ざかり、勃起する機会そのものが減りがちです。

仮に、勃起する機会が減って日常的に勃起しない状態が続くと、陰茎海綿体が硬くなってしまって元に戻らない「線維化」を起こす可能性があります。

この結果、勃起機能が低下するED(勃起不全)を招く恐れがあるのです。日頃から自慰行為や性交渉を通じて勃起力を維持しなければ、勃起しなくなるかもしれません。

オナ禁のメリット

オナ禁による考えられるメリットを解説します。

射精感の向上

一定期間にわたりオナ禁することで、次の射精時にいつもより強い射精感を体験できる場合があります。

これは禁欲から解放される精神的な満足感が加わったものと見られますが、快楽を優先し過ぎて、EDの発症や精子の質が落ちることがあっては本末転倒です。

時間の節約

オナ禁することで自慰行為にかける時間が浮きます。ある研究によると、1回の自慰行為にかかる平均時間は8.25分とあり、月に21回(週に5回程度)の頻度で自慰行為をすると、毎月2.9時間ほどを費やしていることになります。

禁欲することで自慰行為にかかる時間を勉強や運動といった別のことに使うことも可能と言えますが、勃起力や精子の質を維持するための大切な時間であることを忘れてはいけません。

オナ禁のデメリット

次に、オナ禁のデメリットについて解説します。

膣内射精障害

オナ禁は「膣内射精障害」になるデメリットがあります。

膣内射精障害とは、自慰行為では射精できるのに、性行為で射精できない状態のことです。主に不適切な自慰行為が原因とされていますが、心因性によるものもあります。

禁欲を習慣化していると、いざパートナーとの性交を迎えた時に、勃起や射精に至らなくなるかもしれません。

心身にとって、勃起や射精は自然な反応であるべきですが、オナ禁によって無理に抑制することで、性的興奮を得ても心身が反応しなくなる可能性があるのです。

早漏の原因になる

オナ禁には「早漏」になるデメリットがあります。

禁欲することでペニスが刺激に対して過敏に反応してしまう場合があります。また、オナ禁によって興奮を抑え続けた結果、いつも以上に精神的な興奮を感じてしまい、射精が早まってしまうかもしれません。

オナ禁は心身両面で性的興奮に対して弱くなる可能性があることを覚えておきましょう。

ED(勃起不全)の原因

オナ禁のデメリットには「ED(勃起不全)」も挙げられます。

禁欲によって勃起する機会を避けたり、勃起を我慢したりすると、陰茎海綿体が硬くなる症状の線維化を招く恐れがあります。

この場合、重度のEDになる可能性があるため、オナ禁によって勃起を抑制することはやめましょう。

オナ禁に関するよくある質問と回答

オナ禁に関するよくある質問を紹介します。

妊活に向けてオナ禁した方がいいですか?

オナ禁はおすすめしません。

研究結果を参考にすると、良質な精子は2日に1回の頻度で射精した場合に確認できたとあります。

従って、オナ禁と言っても、1日程度にとどめた方が良さそうです。

オナ禁で筋肉が大きくなるのは本当ですか?

いいえ、オナ禁と筋肉が大きくなる関係についての医学的根拠はありません。

オナ禁の効果によって筋肉が大きくなったと言うよりも、別の効果(栄養や休息が十分だった等)が影響したと考えるべきでしょう。

オナ禁すると性行為で感じやすくなるのですか?

個人差はありますが、感じやすくなるかもしれません。

オナ禁によってペニスが刺激に弱くなると、性行為における刺激でも反応しやすくなります。つまり感じやすくなるということです。

一方で、刺激に弱くなって感じやすくなることは早漏を招く恐れがあるため注意してください。

オナ禁でペニスが大きくなるのは本当ですか?

いいえ、本当ではありません。

オナ禁によってペニスに触れる機会が減ると、勃起時のペニスに触れた際に以前よりも大きくなったと勘違いしやすくなります。

ペニスを大きくするためには「長茎術」をはじめ「亀頭増大術」「陰茎増大術」などがおすすめです。

オナ禁はEDに効果ありますか?

いいえ、逆効果になると考えられます。

理由として、オナ禁することで男性ホルモンの需要が減るため、男性ホルモンの産生が抑えられることがあります。男性ホルモンの産生が抑えられるとEDに繋がります。

オナ禁はEDを発症する原因になりかねませんので注意しましょう。

まとめ

オナ禁には色々な効果があると言われていますが、そのほとんどは医学的根拠に乏しく、むしろマイナス効果が多いことが分かったと思います。

無理に禁欲せず、自然なリズムで勃起または射精を促すことで、EDや早漏といった悩みの解消にもつながります。

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この記事の監修医師

葉山芳貴
総院長、医学博士

葉山芳貴

経歴

平成14年 聖マリアンナ医科大学 卒業
平成20年 大阪医科大学 大学院 卒業
平成22年 大手美容形成外科 院長 就任
平成27年 メンズサポートクリニック開設
平成28年 メンズサポートクリニック新宿 院長就任
平成28年 医療法人清佑会 理事長 就任

資格

医師免許(医籍登録番号:453182)
保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)

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