【医師監修】包茎治療によるツートンカラーとは?修正できる?|男性特有のお悩みを解決 - MSクリニック運営・ペニラボ

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包茎手術について調べていると、「ツートンカラー」という言葉をよく目にします。

ツートンカラーは包茎手術における失敗パターンの一つと考えられており、ペニスの見た目が悪くなるばかりか、手術を受けたことが丸わかりとなるため、性行為や大浴場での入浴に後ろ向きとなってしまうなど、精神的苦痛を感じる場合もあるような状態です。   

この記事では、包茎手術を専門とする医師が、「包茎治療によるツートンカラー」について、その原因やツートンカラーにならない手術方法まで、分かりやすく解説します。

包茎治療によるツートンカラーとは

早速ですが、包茎治療後のツートンカラーとはどのような状態なのでしょうか。

そもそも、ペニスの皮膚は2種類に分類することができます。亀頭から連続する、色素および厚みの薄い「内板(ないばん)」と、内板から徐々に移行して下腹部まで連続する、色素が濃く厚みのある「外板(がいばん)」です。内板は、皮をかぶせた状態の「内側の皮膚」、外板は「外側の皮膚」と考えていただいて差し支えありません。

包茎治療によるツートンカラーとは、これら2種類の皮膚のうち内板が多く残っていることで、縫合ラインを境目として、くっきりと2色に分かれてしまっている状態を指します。

個人差はあるものの、特に年齢の若い方に内板と外板の色の差がはっきりしている場合が多く、色の薄い内板が多く残っていると、ツートンカラーとなって非常に目立つようになってしまうのです。

ツートンカラーは、排尿や勃起といったペニスの機能に影響を及ぼすことはまずありませんが、誰が見ても「包茎手術を受けた」ことが分かってしまうため、先述した通り自信の喪失や恥ずかしさといった精神的ダメージを招く恐れがあります。

包茎治療でツートンカラーとなりやすい要因

包茎治療でツートンカラーとなりやすい要因として、以下に挙げる内容が考えられます。

  • 医師の経験不足
  • 保険診療における包茎手術

上記について解説します。

医師の経験不足

包茎治療後にツートンカラーとなってしまう要因の一つが、「医師の経験不足」です。

包茎手術には、さまざまな術式(方法)が存在します。現在、主流となっている術式は「亀頭直下埋没法」といい、これは内板側の切除ラインを亀頭のすぐ下(直下)にある冠状溝という部分に設定することで、傷跡(手術跡)を目立たなくする方法です。包皮を切除した後、残りの外板を亀頭直下で縫合すると、陰茎の皮膚における色素の薄い部分の比率が低下し、仕上がりが自然になります。

とはいえ、亀頭直下埋没法のデザインには習熟が必要ですので、包茎手術の経験が浅い医師が執刀した場合、内板の残りを多く設定してしまうことで、ツートンカラーとなってしまうことがあります。

ここで注意が必要なのは、内板はある程度「縫いしろ」として残さなければいけないため、完全に無くすことはできないという点です。このため、包茎術後の状態として、陰茎の皮膚が2色に分かれているのは当然なのです。

また、カントン包茎真性包茎など、狭窄(狭い場所)があるタイプの包茎では、狭窄を取り切るために内板を多く残さざるを得ないケースも想定されますので、経験豊富な医師が執刀したにもかかわらず、やむを得ずツートンカラーに近い仕上がりとなってしまう場合もあります。

このように、必ずしも医師の技量や経験が不足しているからといってツートンカラーになるわけではありませんが、包茎手術を受ける際には、その方法についてよく理解し、術後にどのような仕上がりになるか、医師やカウンセラーとしっかり相談することが大切です。

保険診療における包茎手術

「保険診療における包茎手術」も、ツートンカラーの原因になりやすいといわれています。

真性包茎および一部のカントン包茎は、保険医療機関の泌尿器科において、健康保険を使用した手術を受けることが可能です。しかし、保険診療における包茎手術は、亀頭の露出を可能とし、機能障害を改善することのみを目的にしていることから、術後のペニスの見た目についてはほとんど考慮されません。また、保険で定める標準的な手術方法しか保険適応とならないため、保険を利用しての美容外科的な手術は保険詐欺に該当する場合があります。

保険で定める標準的な手術方法は、包皮の長さの調整だけでなく、包皮を被せた状態で先端の口の部分に相当する直径が細い部分を十分に切除し、なおかつ小帯を切らないように小帯から十分離れた位置で切除を行う手術方法であるため、内板を多く残す結果となり、手術跡を境に色調の違いが目立つツートンカラーとなるケースもあります。

ツートンカラーが目立つ場合は、修正を希望される方もいらっしゃるのが実情です。

保険診療におけるツートンカラーは手術の失敗ではなく、そのような手術方法であることを知っておくべきです。

包茎治療でツートンカラーにならないようにするには

包茎治療でツートンカラーにならないようにするには

包茎治療でツートンカラーにならないようにするためには、以下のポイントが重要です。

  • 亀頭直下埋没法を選択する
  • 包茎手術専門のクリニックを選択する

それぞれのポイントを解説します。

亀頭直下埋没法を選択する

大切です。先述した通り、亀頭直下埋没法は内板側の切除ラインを亀頭のすぐ下に設定することで、傷跡を目立たなくするという方法です。

MSクリニックでは、亀頭直下埋没法を選択された患者様に対して、あらかじめペニスの長さや太さ、湾曲、皮膚の厚み、包皮の余りなどを確認し、亀頭直下(冠状溝)で縫合できるようにミリ単位の精度で立体的なデザインを行う「3次元精密作図デザイン」を実施しています。この方法を採用することにより、術後の仕上がりが美しくなるのはもちろんのこと、ツートンカラーを防ぐことも可能となります。

包茎手術専門のクリニックを選択する

「包茎手術専門のクリニックを選択する」ことも非常に大切です。包茎術後の仕上がりには、執刀を担当する医師の技術力が大きく影響するため、包茎手術の症例数が豊富な専門クリニックを選択するのがおすすめです。

真性包茎や一部のカントン包茎は保険医療機関での治療も可能ですが、こういった施設は包茎手術の経験に乏しい場合があることに加え、あくまで機能面の改善を目的とした手術であることから、術後の仕上がりが悪くなってしまう場合もあります。

包茎手術専門のクリニックは自由診療のみを取り扱っている施設がほとんどであり、健康保険を使用した治療はできませんが、その分包茎手術の仕上がりとしては良くなります。一生に一度の治療ですので、手術を受ける施設はよく吟味して選択するようにしましょう。

ツートンカラーを修正する方法

以前受けた包茎手術によってツートンカラーとなってしまっている場合でも、「修正手術」を行えば状態の改善を図ることが可能です。

修正手術では、内板の余っている部分を切除することでツートンカラーを改善し、亀頭直下埋没法に近い仕上がりとすることが可能です。

一方で、以前受けた包茎手術によって包皮の余りがほとんどなく、追加で内板を切除する余地に乏しいケースも存在します。こういった場合、修正手術の実施が難しい可能性もありますが、いずれにしてもツートンカラーにお悩みであれば、まずは「修正手術」を取り扱っているクリニックに相談してみることをおすすめします。

まとめ

包茎治療では、そのデザインによってはツートンカラーとなってしまう可能性があるため、術式や治療を受ける施設の選択は非常に重要です。

万が一、以前受けた包茎手術によりツートンカラーになってしまっているような場合でも、修正手術による改善が可能であるケースがほとんどです。
気になっている方は、ぜひ一度専門のクリニックにてご相談されることをおすすめします。

MSクリニックでは、経験豊富な医師が包茎治療を行なっています。医師をはじめ、看護師も全員が男性ですので、どうぞお気軽にご来院ください。

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この記事の監修医師

葉山芳貴
総院長、医学博士

葉山芳貴

経歴

平成14年 聖マリアンナ医科大学 卒業
平成20年 大阪医科大学 大学院 卒業
平成22年 大手美容形成外科 院長 就任
平成27年 メンズサポートクリニック開設
平成28年 メンズサポートクリニック新宿 院長就任
平成28年 医療法人清佑会 理事長 就任

資格

医師免許(医籍登録番号:453182)
保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)

鳥羽洋輔
新宿院 院長

鳥羽洋輔

経歴

平成31年 札幌医科大学医学部医学科 卒業
令和3年 美容皮膚科クリニック 勤務
令和4年 MSクリニック 勤務

資格

美容外科医
医師免許(医籍登録番号:559547)

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