ペニスが小さいことや、ペニスの見た目をよくしたいと考える男性は「長茎手術」や「亀頭増大術」などの方法があることをご存じだと思います。
これらの手術は、ペニス増大サプリや器具をはじめとするペニス増大効果をうたう様々な方法と比較して、遥かに安全で確実性に優れており、ペニスのコンプレックスを解消できる最も確実な方法です。
一方で、これらの手術にはどのような術式があるのかや、保険が適用されるかどうかといった疑問については、あまりよく知られていないのが実情です。
そこでこの記事では、これから長茎手術や亀頭増大術を受けようと考えている男性に向けて、それぞれの手術に保険が適用されるのかといった気になる点を含め、これらの執刀経験が豊富な医師がわかりやすく解説します。
この記事の目次
長茎術とは
長茎術とは、体内に埋もれている陰茎を引き出すようにして、通常時における陰茎の長さを長くする方法です。
そもそも、陰茎は体内に埋もれている部分が多いですが、埋もれている部分を引き出すことで、陰茎が長く見えるようになります。
とりわけ、下腹部に脂肪が多い男性ほど体内に陰茎が埋もれやすく、短小に見えがちですが、埋もれている部分が露出することで、ペニスの印象が大きく変わります。
また、陰茎が伸びる長さについては、2~8㎝と個人差があります。この長さについては人体の構造上の問題であり、どこのクリニックに行っても同じです。Aクリニックでは2㎝伸びると言われたが、Bクリニックでは6㎝伸びると言われたということは基本的にはありません。
クリニックのホームページを見ると、陰茎が伸びる長さの表記は「4~8㎝」「2~8㎝」など差がありますが、技術的な差ではなく2㎝しか伸びない患者様でも対応しているかどうかの差であると言えます。
長茎術の手術方法
長茎術の術法は主に「切る長茎術」と「切らない長茎術」の2通りです。
切る長茎術は、ペニスの付け根部分の皮膚を3〜5センチほど切開し、陰茎を引き出した状態で、陰茎を支える靭帯と、腹直筋の下端から恥骨に伸びる結合組織を手術用の糸で固定し、最後に皮膚を縫合する手術です。
切開した分だけ、後述する切らない長茎術よりも体に対する負担が大きい手術です。症状や体型によってはこの方法が最適になるケースもあります。
一方、切らない長茎術は、文字通りメスで切開したりせず、長い針を使って靭帯を手術用の糸で固定し、糸の結び目を皮下に埋め込む手術方法で、別名埋没法とも言われます。傷跡が残りにくく、ダウンタイムが短い、そして手軽さが特徴です。
どちらの手術方法も陰茎を引き出した状態で靭帯を固定するという手術の本質は変わらないので、伸びる長さも変わりません。したがって、切らない方法が可能な患者さんは体への負担がより少ない切らない方法を選ぶ方が圧倒的に多いです。
長茎術の保険適用
長茎手術は「切らない長茎術」および「切る長茎術」に関係なく保険は適用されません。どの医療機関であっても自由診療扱いになります。
長茎術がおすすめの人
長茎術は主に以下のようなことに該当する男性におすすめです。
- 短小で悩んでいる
- 肥満体型でペニスが小さく見えてしまう
- ペニスの見た目をよくしたい
- 包皮が被りにくくしたい
- 将来的な介護等に備えたい
長茎術は、とくにペニスの大きさや見た目で悩んでいる男性におすすめです。通院や入院を必要とせず日帰り治療が可能で、痛みがない手術は30分程度で終了、そして亀頭増大術や包茎手術などと合わせて受けることで、ペニスに関するコンプレックスを一度で解消することも可能です。
長茎術に関するよくある質問と回答
長茎術に関するよくある質問を紹介します。
長茎術とはどのような手術ですか?
体内に埋没している陰茎を引き出し、固定する手術です。切開しない方法と切開する方法があり、症状や体型、ご希望によって術法を使い分けます。
勃起した時にも大きくなるのですか?
いいえ。長茎術は原則として通常時の陰茎が長くなる手術です。理論上、勃起時の長さがさらに長くなることはありません。ただし、埋もれていた部分が露出するため、勃起時でも大きくなったように見える可能性はあります。
長茎術にはどれくらいの費用がかかりますか?
165,000円からを目安にしてください。なお、保険は適用されません。
亀頭増大術と一緒に受けられますか?
はい。亀頭増大術だけでなく、陰茎増大術や包茎手術と一緒に受けることも可能です。
長茎術を安く受けられる方法はありますか?
長茎術は保険が適用されませんので、ローンを使って支払いを分割し、負担を分散させることはできます。※支払い総額が安くなるわけではありません。
どこで受ければいいですか?
泌尿器科や男性専用クリニックです。長茎術の実績が豊富な医療機関をおすすめします。
亀頭増大術とは
亀頭増大術とは、亀頭にヒアルロン酸を注入し、亀頭を大きくする施術です。施術時間は20分程度といった手軽なもので、即効性や確実性に優れています。
亀頭が大きくなることで、ペニスの見た目が改善される、さらにはセックスの際に女性へ与える刺激が増すなどといった効果が見込めます。
また、副次的な効果として、早漏や包茎の改善が期待できることから、包茎や早漏でお悩みの男性にもおすすめです。
亀頭増大術で使用するヒアルロン酸にはいくつかの製剤があります。例えば、相手に与える刺激を増したい場合は硬めのヒアルロン酸製剤を、また、早漏の傾向がある男性には、刺激が強くなり過ぎない柔らかめのヒアルロン酸製剤といったように使い分けることも可能です。
亀頭増大術はとても手軽な手術ということもあり、先述した長茎術と一緒に受けることで、ペニスの小ささや、見た目の印象、そして早漏といった悩みをまとめて解消できるようになります。
亀頭増大術の保険適用
亀頭増大術は保険が適用されません。長茎術や陰茎増大術などと一緒に受けたとしても、保険が適用されない自由診療の扱いです。
また、亀頭増大術はどの医療機関においても保険適用外であることも知っておいてください。
亀頭増大術に関するよくある質問と回答
亀頭増大術に関するよくある質問を紹介します。
亀頭増大術とはどのようなものですか?
亀頭にヒアルロン酸製剤を注入するものです。あらかじめ麻酔するため、痛みを感じることはありません。
亀頭増大術を安く受ける方法はありますか?
まずは安価なヒアルロン酸製剤から始めてみることをおすすめします。価格差は、各ヒアルロン酸製剤の硬度または弾力性、粘性、持続性等によって生じるため、初めての際はお試し感覚で手頃なものから試すとよいでしょう。
亀頭増大術を受けるとどのようなメリットがありますか?
主に以下のようなメリットが考えられます。
- 亀頭が大きくなる
- ペニス全体の見た目がよくなる
- 亀頭のハリが出る
- 硬さが増す
- 性交時に相手が受ける刺激や快感の増加が見込まれる
- 包茎や早漏の改善が見込まれる
亀頭増大術はいくらかかりますか?
55,000円からを目安にしてください。なお、亀頭増大術は保険が適用されませんので注意してください。
亀頭増大術の効果はどれくらい持続しますか?
使用するヒアルロン酸や注入する量によって変わります。半年から1年程度で完全に吸収されるものから約3年かけて完全に吸収されるものまで様々な製剤があります。
亀頭増大術と合わせて陰茎も大きくできますか?
はい。亀頭増大術と合わせて「陰茎増大術」も受けることができます。陰茎増大術もヒアルロン酸を注入する施術で、陰茎が細い悩みや、亀頭と陰茎のバランスを取りたいといったことを解消するのに最適な方法です。
長茎術で陰茎を長くし、亀頭増大術と陰茎増大術でペニス全体を大きくかつ太くできるため、ペニスサイズやペニスの見た目にお悩みの男性は、これらの手術をまとめて受けることがおすすめです。
このような方法で、複数の手術を1回で済ませる選択肢もあることを知っておいてください。
まとめ
ペニスの大きさや見た目の印象を改善するのには、長茎術や亀頭増大術などの方法がありますが、これらは保険が適用されない自由診療です。
長茎術や亀頭増大術は保険が適用されないため、価格にばかり注目してしまいがちですが、これらの治療実績が豊富な医療機関であるかどうかや、初診料や再診料、そして薬代といったことに追加コストがかからないクリニックを選ぶようにしましょう。
MSクリニックでは手術の傷跡が残らない「切らない長茎術」を確立し、圧倒的な症例数を誇っております。
亀頭増大術も症例豊富ですので、ぜひ一度、東京新宿・神奈川横浜・愛知名古屋・大阪梅田のMSクリニックの無料診察カウンセリングにご来院ください。
この記事の監修医師

葉山芳貴
経歴
平成14年 聖マリアンナ医科大学 卒業
平成20年 大阪医科大学 大学院 卒業
平成22年 大手美容形成外科 院長 就任
平成27年 メンズサポートクリニック開設
平成28年 メンズサポートクリニック新宿 院長就任
平成28年 医療法人清佑会 理事長 就任
資格
医師免許(医籍登録番号:453182)
保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)