日本人男性に多いペニスの悩み。それは包茎です。
包茎は自分で矯正したり治すことができるのでしょうか?
この記事では自分で包茎を矯正できるのか、医師が解説しています。
この記事の目次
市販の器具で包茎を矯正できる?
当クリニックで包茎手術を受ける患者さまと話していると、一定の割合で「自分で矯正してみようと、市販の器具類を購入したことがある」とおっしゃる方がいます。
ペンチ型
ここ数年はペニスの先の狭まった皮を広げるペンチ型の器具が人気のようです。
しかし、残念ながら現在までのところ「効果があった」という患者さまには出会っていません。
そもそも当クリニックで包茎手術を受けるのですから、その方々にとっては役に立たなかったのでしょう。
ポンプ型
インターネットで買える、ポンプにペニスを入れて吸引する器具を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ペニスの増大のために用いられる方もいるようですが、成長期を過ぎてから、ポンプでの吸引や器具などの外的作用によってペニスを大きくすることはできません。
また、効果の根拠がない器具を使い続けることで、最悪の場合、ペニスに大きなダメージを与える可能性も考えられます。
その他
矯正効果をうたう下着などもあり、この分野にも流行があるように思います。
また、ばんそうこうや輪ゴムを使って改善を試みたという話も聞きますが、肌のかぶれや組織の壊死など、ペニスがダメージを受けるだけに終わると考えられます。
医師が考える信ぴょう性のある包茎矯正とは
包茎手術以外で信ぴょう性があるのは、一部の小児科で取り入れられているステロイド軟こうを用いた治療でしょう。
ステロイドには皮膚を柔らかくする効果があるため、ペニスの先で細くなっている皮に塗り、成長に合わせて亀頭がスムーズに出てくるようサポートする方法です。
ただし、この治療法には課題があります。
- ステロイドを用いても皮が伸びる量に限界がある
- 効果が期待できるのはペニスが成長段階にある小学高学年程度まで
このように万能ではないようです。
やはり、当クリニックをはじめとする専門施設でのカウンセリングやアドバイスを経て、適切な処置を受けるのが一番ではないでしょうか。
MSクリニックでの包茎手術
余った皮をカットする包茎手術が圧倒的にポピュラーですが、当クリニックでは腹部に埋もれたペニスを引き出し、そのままじん帯を固定する長茎(ちょうけい)術も提供できます。
特に、仮性包茎で亀頭が皮の先から少し顔を出している状態の方は、この方法で改善が期待できるでしょう。
手術では、ペニス上部にある筋を腹直筋の方向に引っ張り、アキレス腱の手術で使われるのと同じ規格の糸で固定します。
術後、特に寒い季節には筋肉が縮むため、筋力がある若い世代は多少の痛みを覚えるようです。
逆に30代後半以上の患者さまは、痛みや違和感が少ない傾向がありますので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
市販で売っている器具のほとんどが海外製で、医学的な根拠が曖昧なものも多くあります。
使用方法を間違えればペニスにダメージを与えてしまうかもしれません。
MSクリニックの包茎治療では、専門クリニックならではの技術力で痛みなく美しく仕上げ、多くの患者さまにご満足して頂いております。
症例豊富な医師だけでなく、看護師も全員が男性ですので、まずはお気軽にご相談、ご来院ください。
この記事の監修医師

葉山芳貴
経歴
平成14年 聖マリアンナ医科大学 卒業
平成20年 大阪医科大学 大学院 卒業
平成22年 大手美容形成外科 院長 就任
平成27年 メンズサポートクリニック開設
平成28年 メンズサポートクリニック新宿 院長就任
平成28年 医療法人清佑会 理事長 就任
資格
医師免許(医籍登録番号:453182)
保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)