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【医師監修】男性の正しいオナニーの仕方を医師が解説

【医師監修】男性の正しいオナニーの仕方を医師が解説

みなさんは「男の正しいオナニーの仕方」について考えたことはありますか?恐らく、大人になるにつれて自然に覚えたという人が大半で、正しいやり方についてはあまり考えたことはないというケースがほとんどでしょう。

男性にとってマスターベーションは性機能を維持するためにも大切な行為とされていますが、そのやり方については、なかなか他者と共有しにくいと感じる人もいるはずです。

そこでこの記事では、男性専用クリニックの現役医師が「男性の正しいオナニーの仕方」について、注意点なども含め、分かりやすく解説します。

男性の正しいオナニーとは

男性の正しいオナニーの仕方については、必ずしも「こうすべき」という方法はありません。しかし、オナニーのやり方によっては、早漏や遅漏、そしてED(勃起不全)を招く可能性があることから「射精障害やED(勃起不全)につながらないやり方」を実践することが望ましいと考えられています。

これに基づくと、正しいオナニーのやり方は、自分の手を使って、亀頭付近を軽く包むようにして握り、優しく摩擦を与えるようにして、射精するまで刺激を続けるイメージとなります。

なぜこのような方法が正しいとされているかと言うと、男性ひとりでも女性の膣を再現しやすい、あるいはセックスで得られる刺激に近いためと言われています。

つまり、男性のオナニーはセックスを想定した行為と言え、実際のセックスから過度に逸脱したやり方や、極端な性的快感を得ようとすることは望ましくない訳です。

不適切とされるオナニーが習慣化してしまうと、正常なセックスができなくなったり、セックスでは満足できなかったりするかもしれません。

このようなことから、男性の正しいオナニーの仕方は、満足なセックスに支障が生じない方法であることが重要です。

男性の正しいオナニーの仕方

男性の正しいオナニーの仕方について、ポイントごとに解説します。正しいとされるオナニーの仕方のポイントは以下の通りです。

  • 優しく握る
  • ゆっくり動かす
  • 全身はリラックス
  • 包皮を剥く
  • 刺激が強いおかずを避ける

優しく握る

男性の正しいオナニーの仕方でポイントになるのが「優しく握る」ことです。握り方は人によって異なるかもしれませんが、一般的には親指と人差し指で輪っかを作るようにして握るのが主流とされています。

ペニスを握る手を使って、疑似的な膣を再現することがポイントと考えてください。

ゆっくり動かす

「ゆっくり動かす」ことも男性の正しいオナニーの仕方で大切なポイントです。動かす早さの目安は、セックスの際に腰を動かすスピードを目安にするとよいでしょう。

手だから早く動かせるといって高速にしてしまうと、セックスでの動きと乖離が生じてしまい、射精に影響するかもしれません。

全身はリラックス

男性の正しいオナニーの仕方では「全身はリラックス」ということもポイントです。オナニーの時の姿勢は、座位や仰向けに寝た状態が一般的ですが、その際にはリラックスした状態を心がけましょう。

俗に言う「足ピン(オナニー中に足をピンと伸ばしている状態)」のように緊張状態を作ってしまうとセックスで射精できなくなったり、足を伸ばさないと射精できない悪い癖がついたりします。

包皮を剥く

「包皮を剥く」ことも男の正しいオナニーの仕方でポイントになります。包茎の男性が、意図的に包皮を使って亀頭を刺激するようなオナニーを習慣化してしまうと、セックスでは得られない刺激に慣れてしまう可能性があります。

また、包皮を使って刺激を与えることは、強グリップになりやすいため、セックスで得られる刺激から乖離する恐れがあるので注意しましょう。

刺激が強いおかずを避ける

男性の正しいオナニーの仕方では「刺激が強いおかずを避ける」こともポイントです。具体的には、性的な刺激が強すぎる動画や画像などが該当します。

あまりにも非現実的な性行為を対象にした動画や画像といったおかずに慣れてしまうと、セックスの際にパートナーで勃起しない、あるいは射精しないといったことを招くかもしれません。

男性が正しいオナニーの仕方を知らないとどうなるか

男性が正しいオナニーの仕方を知らないとどうなるか

男性が正しいオナニーの仕方を理解していないと、どのような影響が生じるのか具体的に見てみましょう。

考えられる影響としては以下のようなことが挙げられます。

  • ED(勃起不全)の発症
  • 射精障害
  • 男性不妊
  • 正常な性交ができない

それぞれの影響について解説します。

ED(勃起不全)の発症

男性が正しいオナニーの仕方を知らないと「ED(勃起不全)の発症」が考えられます。不適切なオナニーが習慣化してしまうと、セックスで性的興奮が得られにくくなり、勃起しないかもしれません。

射精障害

「射精障害」も、男性が正しいオナニーの仕方を知らないことで生じる影響のひとつです。具体的には、早漏や遅漏(膣内射精障害)といったことが該当します。

例えば、床オナや足ピンと呼ばれる方法を習慣化していると早漏になりやすく、強グリップなどは遅漏を招くと言われています。

男性不妊

男性が正しいオナニーの仕方を知らないと「男性不妊」になるかもしれません。不適切なオナニーによって、セックスで興奮しない(勃起しない)、または射精に至らないとなると、子作りに支障をきたします。

正しいオナニーの仕方を知らないことで、男性としての役割にも影響することを認識しておきましょう。

正常な性交ができない

「正常な性交ができない」ことも、男性が正しいオナニーの仕方を知らないことで起きる影響です。

具体的には、セックスの際に、勃起しないことや射精まで至らないことなどが挙げられますが、パートナーに性的興奮を求めるがあまり、心身の負担を負わせてしまう可能性もあります。

男性の不適切なオナニー法とは

男性の正しいオナニーの仕方とは対照的に、不適切とされるオナニーの仕方についても合わせて理解しておきましょう。

一般的に、不適切とされるオナニーの仕方には、以下のようなものがあります。

  • 強グリップ
  • 高速ピストン
  • 床にこすり付ける床オナ
  • 足ピン
  • 皮オナ
  • 半勃起オナニー
  • 時短オナニー

上記の方法に共通していることは「射精障害やED(勃起不全)につながりやすい方法」ということです。

分かりやすく言うと「セックスからかけ離れている方法」と言えるでしょう。正しいオナニーの仕方のポイントは、できるだけセックスで得られる快感に近いことと考えてください。

男性の正しいオナニーに関するよくある質問と回答

男性の正しいオナニーの仕方に関するよくある質問を紹介します。

器具やグッズを使っていいですか?

問題ありません。ただし、性的な刺激が強すぎる方法や、セックスとかけ離れてしまうような方法はおすすめしません。

どのくらいの頻度ですればいいですか?

時間や環境に合わせて自分のペースでよいでしょう。毎日でも問題ありません。

オナ禁が良いって本当ですか?

いいえ。オナ禁は射精障害やEDの原因になるかもしれず、前立腺がんの発症や精子の質が低下する可能性が示唆されており、意図的にオナニーを禁止することは望ましくありません。

正しい方法のオナニーであってもすぐに射精してしまいます

早漏の原因は、過敏性、包茎性、そして心因性があるため、心当たりがある原因に沿った治療が必要です。

具体的には、包茎治療や内服薬「プリリジー」などの治療法がおすすめですので、男性専用クリニックなどを受診してください。

オナニーでは勃起や射精するけど、セックスではうまくいきません

過度な緊張や、不適切なオナニーが原因かもしれません。セックスの際にしっかり勃起しないようであれば、バイアグラやシアリスといったED治療薬をおすすめします。

まとめ

男性の正しいオナニーの仕方は、可能な限りセックスの感覚に近い状態を再現することがポイントです。

快感を優先し過ぎる不適切なオナニーが習慣化してしまうと、射精障害やED、そして男性不妊につながる可能性があることを忘れないでください。

MSクリニックは医療法人社団としての認可を受けた自由診療の男性専門クリニックです。
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この記事の監修医師

葉山芳貴
総院長、医学博士

葉山芳貴

経歴

平成14年 聖マリアンナ医科大学 卒業
平成20年 大阪医科大学 大学院 卒業
平成22年 大手美容形成外科 院長 就任
平成27年 メンズサポートクリニック開設
平成28年 メンズサポートクリニック新宿 院長就任
平成28年 医療法人清佑会 理事長 就任

資格

医師免許(医籍登録番号:453182)
保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)

鳥羽洋輔
新宿院 院長

鳥羽洋輔

経歴

平成31年 札幌医科大学医学部医学科 卒業
令和3年 美容皮膚科クリニック 勤務
令和4年 MSクリニック 勤務

資格

美容外科医
医師免許(医籍登録番号:559547)

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