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【医師監修】EDの平均年齢や割合について医師が解説

【医師監修】EDの平均年齢や割合について医師が解説

「EDになる年齢は何歳くらい?」や「EDになる人の年齢はいくつくらいが多い?」といった疑問を持つ男性は多いと思います。

ED(勃起不全)は年齢を重ねるに連れて増える傾向があるとされており、一般的には40代以降で多く見られます。

インターネットやSNSなどでは、40歳代の3人に1人がEDであるとか、EDは20歳代でもなるなど、様々な声があるようですが、実際のところはどうなのでしょうか。

この記事では、ED治療を多く手掛ける医師が「EDと年齢」について知っておきたいことをわかりやすく解説します。

EDの平均年齢および割合

EDを発症した男性の年齢とその割合は、以下を参考にしてみてください。

  • 40歳未満:1~10%
  • 40歳代:2~15%
  • 50歳代:30%
  • 60歳代:20~40%
  • 70歳以上:50~100%

日本性機能学会および日本泌尿器科学会がまとめたED診療ガイドライン(第3版)によると、EDの年齢や割合等を調査する方法などが異なるため一概に示しにくいものの、上記のような傾向が示唆されると紹介しています。

また、40~70歳の日本人男性618名を対象にした調査結果として、34.5%が満足な性行為を行うに十分な勃起を得て、それが持続できない、もしくはたまにできないと回答したとあります。

この他に、日本におけるED有病率を見ると、30~39歳は中等度EDの割合が5%未満であるのに対し、40~49歳では15%を超える男性が中等度EDであるとしています。

そして、50歳を超えると中等度よりも深刻とされる完全EDの割合が増加し、55~59歳では10%を超える男性が該当しています。

このことから、EDを発症する平均的な年齢は40歳を超えたあたりと言え、加齢に伴って次第に増加する傾向があることが分かります。

EDになりやすいとされる年齢の傾向

EDになりやすいとされる年齢の傾向

EDを発症する年齢は、40歳頃から多くなる傾向があります。なぜ40歳頃からEDを発症しやすくなるのかは、主に以下のような原因が考えられます。

  • 加齢
  • 男性ホルモンの低下
  • 糖尿病などの生活習慣病
  • 運動不足
  • 喫煙
  • 心理的および精神疾患的要因

これらは40歳以降の男性に多く共通して起こりやすいことで、40代以降の男性におけるEDが増加する傾向を裏付けていると言っても差し支えないでしょう。

とりわけ、男性ホルモンの低下、運動不足、そして心理的および精神疾患的要因(ストレスや不安など)といったことは、40歳以降の多くの男性にとって該当するのではないでしょうか。

さらに、個々の差はあれど、喫煙や高脂肪食中心の食生活などによる糖尿病が加わると、より高い確率でEDを発症してしまう可能性があります。

仕事などに忙しい40代以降の男性にとって、ストレスや運動不足、そして乱れた食生活は生じやすいと言え、これらが遠因となり、EDを発症するケースが多いようです。

EDの種類と原因

EDと年齢の関係性が理解できたところで、原因が異なるEDの種類についても知っておくことをおすすめします。

EDの種類は、大きく以下4つに分類されます。

  • 器質性ED
  • 心因性ED
  • 混合性ED
  • 薬剤性ED

以下でひとつずつ詳しく解説します。

器質性ED

器質性EDは、血管や神経などの身体的な障害が原因で起こるEDのことです。例えば、動脈硬化をはじめ、中枢神経や末梢神経障害、高血圧、脊髄損傷、さらには男性ホルモンであるテストステロンの分泌量低下が原因で、勃起しにくいまたは勃起しない状態になる症状を指しています。

器質性EDは、必ずしも年齢による差が生じるとは限りませんが、高血圧やテストステロン低下が多くみられる40代以降は注意が必要と言えるでしょう。

心因性ED

心因性EDは、心理的または精神的な情緒の問題が原因で起こるEDです。具体的には、うつ病、仕事や家庭における人間関係のストレス、性体験に関するトラウマ、早漏や包茎、そして中折れなどに対する恥ずかしさや不安などが要因となり、発症しやすくなります。

心因性EDは、社会的な経験が乏しく、ストレス耐性が未熟な20代の若年層でも見られることが特徴です。

混合性ED

混合性EDは、器質性EDと心因性EDが混ざった状態のEDです。身体的な要因および精神的な要因が混在するため、原因を特定しづらく、根本的な治療アプローチも難しいとされています。

混合性EDは、慢性的なストレスを受けやすく、喫煙や飲酒、不規則な食事を習慣化しやすい20代や30代の年齢層でも見られます。

薬剤性ED

薬剤性EDは、服用する薬が原因で起こるEDのことです。具体的には、抗うつ薬、精神安定剤、睡眠薬、そして降圧薬などの影響を受けやすいとされています。

薬剤性EDは年齢による差は生じにくいとされていますが、抗うつ薬や降圧薬といった薬を長い期間服用し続けている人は注意すべきでしょう。

EDを改善するおすすめの対策法

EDと年齢には一定の関係が認められますが、EDを改善するために取り組みたいおすすめの対策法を解説します。

適度な運動

EDを改善するためには「適度な運動」を習慣化することをおすすめします。とくに、大きな筋肉を鍛えるような筋力トレーニングが最適です。

筋トレは、ストレス解消、下半身の血流改善、そして男性ホルモンの分泌量を増やす効果が見込めます。

EDはストレスやテストステロン減少が影響しやすいと考えられているため、筋トレを通じたストレス解消と男性ホルモン増加は理にかなっていると言えます。

禁煙や禁酒

EDの改善には「禁煙や禁酒」にも取り組みたいところです。喫煙や飲酒は、血管を収縮させる働きがあるため、十分に勃起するのに必要な血流が確保できなくなります。

とりわけ、タバコに含まれるニコチンは、男性ホルモンの分泌を乱す作用もあるため、禁煙することはEDの改善に大きな影響を与えるでしょう。

ED治療薬

適度な運動や禁煙、禁酒といった取り組みが難しい場合は「ED治療薬」という選択肢もあります。

ED治療薬は、バイアグラやシアリスといったものが代表的で、即効性や確実性に優れているため、すぐにでもEDを改善したいという男性におすすめです。

なお、ED治療薬は医師による処方が必要です。男性専用クリニック等を受診するか、オンライン診療を活用するとよいでしょう。

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EDと年齢に関するよくある質問と回答

EDと年齢に関するよくある質問を紹介します。

EDは何歳くらいからなるのでしょうか?

個人差があるものの、40歳代から発症する傾向があるため、40代以降は注意すべきでしょう。一方で、20代や30代といった若年層であっても、EDを発症するケースは起こり得るため、勃起力に不安がある場合は、早めに医師へ相談することをおすすめします。

ED治療は何歳くらいからはじめるべき?

年齢による基準はありません。ご自身で、勃起しにくくなった、中折れする、硬くならないといった症状を感じたら医師に相談しましょう。

EDは20代くらいの年齢でもなりますか?

はい、なります。精神的なストレスや、セックスに対するトラウマ、早漏や包茎に対する不安などが原因の、心因性EDは20代男性であっても発症する可能性があります。

50代や60代の年齢でもED治療は効果ありますか?

はい、あります。ED治療薬を使った治療法は、年齢に関係なく効果が見込めます。

EDが治るきっかけにはどんなことがありますか?

ED治療薬を使用する、パートナーへ打ち明ける、オンライン診療または対面で医師に相談するといったことがきっかけになります。

まとめ

EDは年齢を重ねると発症する可能性が上がる傾向があります。
とくに、40歳以降の発症が多いことを知っておきましょう。

EDは年齢に関係なく発症する可能性が否定できません。
EDの疑いがあるようなら、すぐにでも医師に相談し、ED治療薬などを使った治療に取り組むことをおすすめします。

MSクリニックでは、ED治療薬としてバイアグラをはじめ、レビトラ、シアリスを院内処方しております。
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専門医が丁寧に問診・診察・説明を行い、来院から10分程度でその場でお渡しいたしますので、お気軽にご相談ください。

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この記事の監修医師

葉山芳貴
総院長、医学博士

葉山芳貴

経歴

平成14年 聖マリアンナ医科大学 卒業
平成20年 大阪医科大学 大学院 卒業
平成22年 大手美容形成外科 院長 就任
平成27年 メンズサポートクリニック開設
平成28年 メンズサポートクリニック新宿 院長就任
平成28年 医療法人清佑会 理事長 就任

資格

医師免許(医籍登録番号:453182)
保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)

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MSクリニックは医療法人社団 清佑会が運営するクリニックです

当院は医療法人社団としての認可を受けた自由診療の男性専門クリニックです。 人を思いやる心こそ、医療のバックボーンであるという信念のもと、患者さまに満足、安心していただける医療を提供するべく、医療技術のみならず、インフォームド・コンセントやホスピタリティを徹底するこで、適正医療機関としての信頼を得られていると考えております。これからも、質の高い医療を継続的に提供し、高い社会的信頼の創造ならびに、多様化するニーズへ応えるため、医療の可能性を追求、創造してまいります。

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