性交時に多くの方が用いるコンドーム。
なんと、コンドームと包茎には深い関係があります。
医師による解説で理解を深めましょう。
この記事の目次
包茎の方はコンドームの使用方法に注意!
包茎の方はコンドームの使用方法にご注意ください。
というのも性交時にペニスの皮が伸縮するため、気付かないうちに外れてしまうケースが多いからです。
当院の患者さまからも「膣内に残してしまった…」という話をよく伺います。
性行為の最中に「ちゃんと付いているかな」と意識するのは困難ですが、まずはしっかりと根元まで装着し、膣から抜く際も手で押さえましょう。
また、コンドームのパッケージ裏にはサイズが表記されていると思います。適切な製品を選ぶのも、パートナーへの思いやりではないでしょうか。
女性用のコンドームも存在する
ちなみにコンドームには女性用もあり、ミレーナ(避妊リング)という子宮内避妊器具やピルも存在しますが、いずれも女性に委ねられます。
男性側にも精子の生産を止めるパイプカット手術があるものの、子どもが欲しくなった時には取り返しがつかず、法律による規制もあるので万人向けではありません。
このように考えると、やはり最適なのは包茎手術でしょう。
パートナーに迷惑をかけてしまう可能性も
包茎の方がコンドームを付けずに性行為におよぶと、ペニスを念入りに洗っていない場合は女性にばい菌をうつすことになります。
亀頭と皮の間に尿が入り込んでカルシウム分が石灰化すると、さらに雑菌が繁殖しやすい状態になります。
これらの雑菌は膣炎を引き起こす上、性病ではカンジダ症が目立ちます。
包茎のペニスは温かく湿っていて、女性の膣も同様の環境にあり、互いにばい菌をうつし合ってしまうのです。
女性に嫌われてしまうかも
またオーラルセックスでは、パートナーの口内に雑菌が入ることになります。
さらに菌類が出す不快なにおいにより、相手の気持ちが冷めてしまうことも考えられるでしょう。
コンドームを適切に使いましょう
ニュースで取り上げられる子宮頸(けい)がんは、人から人に感染するヒトパピローマウイルス(HPV)が主な原因です。
これもコンドームによって高い確率で防げるので、適切な使用方法をもう一度ご確認ください。
まとめ
コンドームを正しく使用しようとしても、包茎の場合上手くいかない場合もあります。
パートナーとの楽しいセックスライフのためにも、まずは医療機関を受診し、医師に相談してみてはいかがでしょうか。
MSクリニックは、包茎手術・長茎術・亀頭増大術・ED治療など男性のお悩みを全て解消するメンズクリニックです。
症例豊富な医師をはじめ、看護師も全員が男性ですので、どうぞお気軽にご相談、ご来院ください。
この記事の監修医師

葉山芳貴
経歴
平成14年 聖マリアンナ医科大学 卒業
平成20年 大阪医科大学 大学院 卒業
平成22年 大手美容形成外科 院長 就任
平成27年 メンズサポートクリニック開設
平成28年 メンズサポートクリニック新宿 院長就任
平成28年 医療法人清佑会 理事長 就任
資格
医師免許(医籍登録番号:453182)
保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)