これから脱毛を始めようとしている男性の多くは「医療脱毛で後悔したくない」や「医療脱毛で後悔しないために何をすればいいのか」といったことを考えていると思います。
メンズ医療脱毛では、髭やVIOなどが人気ですが、これらの部位は脱毛してから後悔するケースもあるため、あらかじめ後悔するパターンや事例などを知っておくことが大切です。
そこでこの記事では、医療脱毛を多く手掛ける医師が、初心者に向けて「医療脱毛の後悔」に関する様々なことを分かりやすく解説します。
この記事の目次
医療脱毛で後悔するパターン
医療脱毛で後悔しないためには、後悔するパターンについて知っておきましょう。医療脱毛における後悔のパターンには、主に以下のようなことが挙げられます。
- 毛が再発する
- 施術時の痛みが苦痛
- 最初から全身脱毛にすべきだった
- ローンが大変だった
- あとから安いクリニックが見つかった
- 女性スタッフによる施術だった
毛が再発する
医療脱毛で後悔するパターンのひとつが「毛が再発する」ことです。医療脱毛は永久脱毛と言われていますが、実際には毛が生えていない時期の毛根(休止期の毛根)には影響を及ぼさないため、毛根が休止期を明けると毛が生えてきます。
なかには数年単位の長期の休止期に入っている毛根があり、レーザー脱毛を一通り終えて数年後に数本生えてくるといった現象はよくあります。
したがって、毛涯にわたって毛が生えてこない訳ではありません。
一般的な永久脱毛の定義としては「最後に脱毛してから1ヶ月後の毛の再生率が20%以下」が基準にされているため、毛が再発する可能性は十分に考えられます。
「せっかく医療脱毛したのに、また毛が生えてきた」というパターンはよくあります。
施術時の痛みが苦痛
「施術時の痛みが苦痛」も医療脱毛でよくあるパターンです。医療脱毛では、毛根組織をレーザーの熱の力によって破壊する熱破壊式脱毛機が用いられることが多く、効果が高い一方で痛みを伴います。
とくに、髭やVIOといった部位で痛みを感じやすく、人によっては施術が苦痛に思えるほどになり、痛みが少ないとされる「エステ脱毛にすればよかった」と後悔するかもしれません。
最初から全身脱毛にすべきだった
医療脱毛で後悔するパターンには「最初から全身脱毛にすべきだった」というものもあります。
脱毛を始める前に「ヒゲ脱毛だけでいい」と思っていたものが、徐々に気持ちが変わって、VIOや胸、脚なども脱毛したくなり、結果的に全身脱毛よりも高くついてしまうことがあります。
時間の経過とともに、脱毛の目標とプランが一致しなくなることは、よくある後悔のパターンと言えるでしょう。
ローンが大変だった
「ローンが大変だった」ことも医療脱毛で後悔するパターンのひとつです。多くのクリニックでは、支払い方法として医療ローンが使えますが、その支払いが思いのほか、毎月の負担になってしまうこともあります。
人によっては、施術が完了してからもローン返済が続くこともあるため、後悔の要因になり得ます。
あとから安いクリニックが見つかった
医療脱毛で後悔するパターンには「あとから安いクリニックが見つかった」ということも考えられます。
特定のクリニックで契約した後、インターネットなどで割安なクリニックを見つけたり、より最適なプランが見つかったりするかもしれません。
女性スタッフによる施術だった
「女性スタッフによる施術だった」ことも後悔するパターンです。クリニックによっては、担当医が男性であったとしても、施術者が女性看護師というケースはよくあります。
男性の場合、とくにVIOなどは恥ずかしい思いをするかも知れず、次回以降の施術に抵抗を感じてしまうかもしれません。
VIO脱毛で後悔する主な事例
医療脱毛では部位によって後悔する内容が異なります。VIO脱毛で後悔する主な事例としては「恥ずかしい」ことがあります。
VIO脱毛は陰部周辺を清潔に保てるメリットがあるものの、公共の入浴施設などで他人の目が気になったり、子どもから不思議な目で見られたりして、恥ずかしい思いをするかもしれません。
顔の脱毛で後悔する主な事例
顔の医療脱毛では「眉毛の形がおかしくなった」という後悔事例が多く見られます。
医療脱毛の場合、基本的には毛が生えてこなくなるため、眉毛やもみあげ、前髪の生え際などは、一度脱毛するとそのままになります。
この結果、眉毛の形を気にし過ぎるようになったり、新しいヘアスタイルに挑戦しにくくなったりするかもしれません。
ヒゲ脱毛で後悔する主な事例
ヒゲ脱毛においては「髭が中途半端に伸びる」ことや「髭を生やせなくなった」ことに後悔する男性がいます。
一般的に、ヒゲ脱毛は10回程度でほとんどツルツルになるとされていますが、元来の毛の太さや濃さ、毛周期などが要因となり、毛が生えてくることは十分に考えられます。
この結果、気が付いたら1本だけ長く伸びているといった状態になるかもしれません。また、ヒゲ脱毛した後、髭を生やしたくなっても思い通りにいかないという後悔もあります。
ワキ脱毛で後悔する主な事例
ワキ脱毛では「ワキ汗がすごくなった」や「完了までに時間がかかる」といった後悔が見られます。
脇毛を脱毛すると、汗が毛から蒸発されなくなるため、汗を感じやすくなります。人によっては、脱毛前よりも汗が衣類に伝わりやすくなってしまい、汗ジミで後悔するかもしれません。
また、ワキ脱毛ならすぐに終わると思い込んでいた人が、完了までに1年近く時間がかかったと後悔することもあるようです。
医療脱毛で後悔しないためのポイント
医療脱毛で後悔しないためには、以下3つのポイントを重視してください。
- 脱毛の目的を明確にする
- 支払いが心配なら都度払い
- 効果を優先する
それぞれのポイントについて解説します。
脱毛の目的を明確にする
医療脱毛で後悔しないためには「脱毛の目的を明確にする」ことがポイントです。具体的には「どの部位をどの程度まで脱毛したいか」を明確にしましょう。
こうすることで、最適な脱毛方法やコースの選択が可能になり、後悔しにくくなるでしょう。
支払いが心配なら都度払い
「支払いが心配なら都度払い」も後悔しないためのポイントです。医療脱毛では、複数回コース契約が定番とされていますが、いずれも高額になりがちで、支払いやローン返済で後悔するケースが見られます。
コース契約に固執せず、施術回数や支払いに柔軟性がある「都度払い」を利用することで、経済的な負担やコース消化にまつわる後悔を回避できるでしょう。
効果を優先する
医療脱毛で後悔しないためには「効果を優先する」こともポイントです。具体的には、脱毛機に最新機材を採用しているクリニックで契約することをおすすめします。
脱毛機は最新機材であるほど、効果が高いとされており、なおかつ痛み抑制やスピード照射にも長けていますので、肝心の脱毛効果で後悔することを避けられるでしょう。
まとめ
メンズの医療脱毛で後悔しないためには、よくある後悔のパターンを理解したうえで、あなたに最適なクリニックや脱毛プランを選ぶことが大切です。
また、VIOや髭といった部位ごとに、トラブルや後悔するパターンがあります。
脱毛を検討している部位に応じて、どのようなリスクが考えられるか事前に知って安心して任せられる医院を探すようにしましょう。
MSクリニック新宿院では、男性向けにヒゲやVIO、体の医療脱毛を実施しています。
症例豊富な医師をはじめ、看護師も全員が男性ですので、安心して施術を受けていただけます。
その他、包茎手術・長茎術・亀頭増大術・早漏治療などから、AGA薄毛治療など、男性のお悩みを解消のための医療をご提供しています。
相談できる人がいなくて悩んでいる方も、こっそり話を聞いてみたいという方も、どうぞお気軽にご相談ください。
この記事の監修医師

葉山芳貴
経歴
平成14年 聖マリアンナ医科大学 卒業
平成20年 大阪医科大学 大学院 卒業
平成22年 大手美容形成外科 院長 就任
平成27年 メンズサポートクリニック開設
平成28年 メンズサポートクリニック新宿 院長就任
平成28年 医療法人清佑会 理事長 就任
資格
医師免許(医籍登録番号:453182)
保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)