以前のコラムでは欧米各国やブラジル、中国などで「新型コロナウイルスに感染後、ED(勃起不全)になった」という文献があるとご紹介しました。
今回もコロナと男性の関係について、アメリカから届いた「感染後、ペニスが縮小した」とのレポートを取り上げます。
この記事の目次
なぜペニスが縮小してしまったのか
この論文が発表されたのは確か2021年の後半でした。
ある機関が、コロナによる症状が約1カ月続いた人を調査したところ、そのうち10%未満の男性から「ペニスのサイズが小さくなった」と報告を受けたそうです。
現時点では他にこうした報告が見当たらないため、あくまでも参考程度ですが、これから日本でも同様のケースが見られるかもしれません。
コロナでペニスが縮小するメカニズム
コロナの影響を考えるにあたり、ペニスはご存じの通り、内部がスポンジ状の海綿体になっています。
そこに血液が流れ込んでいて、興奮して勃起をすると通常時よりも血流量が増え、固く膨らむようになっているのです。
一方、コロナウイルスは体の至る所で血栓を引き起こし、結果的に血管の内壁が破壊されていきます。
海綿体やペニスに血液を送る血管も免れることはできず、ダメージを受けるメカニズムは理にかなっているのです。
ヒアルロン酸の注入で元に戻る可能性がある
先ほどの仕組みの分かりやすい例として、家庭のキッチンや浴室にあるスポンジを思い浮かべてください。
当然ながら新品だと厚みがあり、弾力もしっかりしています。
ところが、使い込んでいくとスカスカになって厚みも弾力も失われます。
つまり、コロナで海綿体がダメージを受けると古いスポンジのようになるので、サイズダウンしてしまうのも理解できますよね。
これに対し当クリニックでは、ヒアルロン酸の注射が効果的だと考えています。
海綿体が縮んで生じたスペースに注入することで、通常時のサイズは以前と同じくらいにまで戻ると期待できます。
勃起時の状態がどうなるのかはまだ調査や研究が必要ですが、対処療法としては十分に有効だと思われます。
まとめ
コロナ感染後、性器が以前よりも小さくなったと感じたら、まずはカウンセリングを受けてみることをお勧めします。
MSクリニックでは注射1本の手軽さ、施術時間20~30分程で確実な増大効果が得られる治療を行っています。
薬剤の種類、薬剤の量など診察・カウンセリングをした上でご希望に合わせてお選びいただけます。
また、増大術と同時に包茎手術、長茎術などの治療が可能です。どんなことでもご相談ください。
この記事の監修医師

葉山芳貴
経歴
平成14年 聖マリアンナ医科大学 卒業
平成20年 大阪医科大学 大学院 卒業
平成22年 大手美容形成外科 院長 就任
平成27年 メンズサポートクリニック開設
平成28年 メンズサポートクリニック新宿 院長就任
平成28年 医療法人清佑会 理事長 就任
資格
医師免許(医籍登録番号:453182)
保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)