ペニスを長くする方法には「長茎手術」という方法が最適とされていますが、手術の痛みや、手術に対する恐怖感などから、長茎手術を受ける決断がなかなかできないという男性は多いと思います。
とりわけ、長茎手術の痛みについては不透明なところが多く、実際のところ痛みはどんな感じなの?と思っている男性は少なくありません。
そこでこの記事では、これから長茎手術を受けようと考えている男性に向けて「長茎手術の痛み」について、長茎手術を得意とする医師がわかりやすく解説します。
この記事の目次
長茎手術とは
長茎手術とは、下腹部に埋もれている陰茎の一部を引き出して固定することで、陰茎を長くする手術です。
長茎手術は「切る長茎術」と「切らない長茎術」の2つに分けられます。それぞれを簡単に解説すると、「切る長茎術」は陰茎の根元の皮膚を切開した上で、陰茎を引き出して、手術用の糸で靭帯を固定する方法であるのに対し、「切らない長茎術」は文字通り皮膚を切開せずに陰茎を引き出して、長い針を用いて靭帯を手術用の糸で固定する手術方法です。
どちらの手術方法も陰茎を引き出した状態で靭帯を固定するという手術の本質は変わらないので、伸びる長さも変わりません。したがって、切らない方法が可能な患者さんは体への負担がより少ない切らない方法を選ぶ方が圧倒的に多いです。
(ここで使用する手術用の糸は長茎手術以外ではアキレス腱を断裂した際にアキレス腱同士をつなぐ手術などでも使用される歩行に耐えれるほどの強度の糸を使用します。)
長茎手術により、陰茎の長さは2~8センチ長くなります。なお、陰茎が長くなるのは通常時が基準になりますが、埋もれている陰茎が露出する分、勃起時においても長く見えることがあります。
長茎手術は、短小ペニスや、肥満体型でペニスが小さく見えてしまうといったことでお悩みの男性にも適した方法で、ペニス増大サプリやペニス増大器具などよりも遥かに確実性、即効性、そして安全性に長けています。
また、長茎手術の副次的な効果として、陰茎が長くなることで包茎の症状が改善されたり、包茎が改善されることで、早漏が改善されたりする可能性があります。
長茎手術の痛み
長茎手術は痛いという評判があるようですが、長茎手術において痛みが生じる可能性があるタイミングは、麻酔時と手術後です。
それぞれにおける具体的な痛みについて解説します。
麻酔時の痛み
長茎手術では、切る方法および切らない方法いずれにおいても手術中に痛みを感じないように局所麻酔を使用します。
長茎手術では皮下脂肪よりも深い位置にある靭帯や結合組織にまで麻酔が必要です。この部分の麻酔は麻酔液が入ってくる際に「下腹部を押されるような独特の感覚」があります。この「押されるような感覚」は、人によっては痛みに感じる場合もあります。
通常、局所麻酔では注射針によるチクッとする痛みが生じます。注射前に「予備麻酔(事前麻酔)」を使うことで、チクッとする痛みを軽減することはできますが、この予備麻酔は体の深い部分に麻酔液が入ってくる感覚までは影響を及ぼさないので長茎手術において予備麻酔は無意味です。「予備麻酔や事前麻酔で無痛」と宣伝しているクリニックは避けましょう。
術後の痛み
切らない方法と切る方法ともに、術後1〜2週間は安静にしていて痛みがあっても不思議ではない時期です。この時期は痛み止めを使用して痛みを抑えます。この時期を過ぎると安静にしていて痛みを感じることは次第になくなりますが、あと1〜2週間程度は勃起時や、特定の動作、特定の姿勢などでは痛みを感じることがあります。通常はこのような経過で術後の痛みがなくなります。
長茎手術による痛みを和らげるポイント
長茎手術で痛い思いをしたくないという人は、以下4つのポイントを守ることで痛みリスクを低減可能です。
- 入浴は3日間控える
- アルコールや刺激物の摂取は1週間控える
- 運動や性行為は1週間以上控える
- 寒い日の痛みは温める
入浴は3日間控える
長茎手術を受けたら「入浴は3日間控える」ことがポイントです。(シャワーは可)湯船につかることで全身の血流がよくなり、その結果、痛みを感じやすくなるからです。
アルコールや刺激物の摂取は1週間控える
「アルコールや刺激物の摂取は1週間控える」ことも長茎手術による痛みを和らげるポイントのひとつです。
アルコールや辛い食べ物などは、血流を促進し、体温を上昇させるため、痛みを感じやすくなります。また、この時期の過度なアルコール摂取は内出血の原因にもなるので控えましょう。
運動や性行為は1週間以上控える
長茎手術の痛みを低減させるためには「運動や性行為は1週間以上控える」こともポイントです。
激しい全身運動やセックス、マスターベーションなどの一連の行為は、体温の上昇だけでなく、手術した部位に負担をかけることにも繋がるため、最低でも1週間を目途にして控えた方が無難でしょう。特に腹筋運動は陰茎を固定している糸が切れたり外れたり緩んだりする原因にもなるため、術後1ヶ月程度は控えた方が良いでしょう。
寒い日の痛みは温める
寒い日に痛みを感じる場合は温めることもポイントです。
寒い日は筋肉が硬直し、陰茎を引き込む筋肉も硬直します。その結果、長茎手術で固定している糸と引っ張り合いっこすることになり、痛みを感じます。この場合は温めることで筋肉の緊張がほぐれて痛みが緩和します。また、筋肉の硬直をほぐすストレッチやマッサージなども効果的な場合があります。寒い日の痛みは主に北海道や東北などの寒冷地域で冬季に手術を行った場合に見られます。
長茎手術を受けるメリット
長茎手術には以下のようなメリットが得られます。
- ペニスの印象改善
- 自信が持てるようになる
- 包茎の改善
ペニスの印象改善
長茎手術は「ペニスの印象改善」のメリットがあります。とりわけ、陰茎が長くなることで短小ペニスの印象が払しょくされるでしょう。
また、太っていることでペニスが小さく見えてしまうような場合であっても、見た目の印象が大幅に良くなります。
自信が持てるようになる
「自信が持てるようになる」ことも長茎手術で得られるメリットです。長茎手術を受けることで、温泉やサウナといった公共の場で裸になる場面であっても、恥ずかしい思いをせずに堂々としていられるようになるでしょう。
また、女性の前であっても、ペニスが小さいと思われないか不安といった感情を抱くこともなくなります。
包茎の改善
長茎手術によって「包茎の改善」というメリットが得られることもあります。体内に埋もれていた陰茎が露出することで、亀頭と包皮の位置関係が変わり、包茎が改善されます。
長茎手術を受けた方がいいケース
以下のようなケースに該当する男性は、長茎手術をおすすめします。
短小ペニス
「短小ペニス」でお悩みの男性は長茎手術をおすすめします。長茎手術により、陰茎の長さが平常時で2~8センチほど長くなりますので、ペニスが小さいことで悩んでいる男性は長茎手術を検討してみましょう。
ペニスの見た目に自信がない
長茎手術は「ペニスの見た目に自信がない」男性にもおすすめです。とくに、ペニスサイズが小さいことや、体格とペニスサイズが不釣り合いと感じる男性は長茎手術を受けた方がよいでしょう。
介護などへの備え
「介護などへの備え」として長茎手術を受けることもおすすめします。将来的に、入浴や排泄といった場面で、家族や他人にペニスを見られることに抵抗がある男性は、早めに長茎手術を受けた方がいいかもしれません。
長茎手術と合わせて受けたいおすすめの治療
長茎手術では、合わせて以下のような手術と一緒に受けることもおすすめです。
- 包茎手術
- 陰茎増大術
- 亀頭増大術
包茎手術
「包茎手術」は、長茎手術と合わせて受けることが多い治療法のひとつです。とくに、短小包茎でお悩みの男性におすすめの組み合わせで、ペニスサイズと包茎がまとめて解消できます。
陰茎増大術
長茎手術と一緒に受けるものとして「陰茎増大術」もあります。陰茎増大術は、陰茎にヒアルロン酸を注入することで陰茎を太くするものです。
長茎手術で陰茎を長くし、陰茎増大術で陰茎を太くすることで、太くて長いたくましい印象のペニスになります。
亀頭増大術
「亀頭増大術」も長茎手術と合わせて受けるのがおすすめです。長茎手術によって長くなる陰茎に対し、亀頭を大きくすることで、バランスが取れた印象のペニスになるでしょう。
亀頭増大術は亀頭にヒアルロン酸を注射するため、痛みがないことや手軽さにおいても長茎手術と一緒に受けるのがおすすめです。
まとめ
術後の過ごし方に配慮する必要はありますが、長茎手術の痛みを不安に思うことはあっても、ペニスのコンプレックスを抱え続けることはありません。
まずは男性専用クリニックで医師に相談することから始めましょう。
MSクリニックでは手術の傷跡が残らない「切らない長茎術」を確立し、圧倒的な症例数を誇っております。
長茎術では施術前の診察時に、どれだけ長くできるかを事前確認する事ができます。
ぜひ一度、東京新宿・神奈川横浜・愛知名古屋・大阪梅田のMSクリニックの無料診察カウンセリングにご来院ください。
この記事の監修医師

葉山芳貴
経歴
平成14年 聖マリアンナ医科大学 卒業
平成20年 大阪医科大学 大学院 卒業
平成22年 大手美容形成外科 院長 就任
平成27年 メンズサポートクリニック開設
平成28年 メンズサポートクリニック新宿 院長就任
平成28年 医療法人清佑会 理事長 就任
資格
医師免許(医籍登録番号:453182)
保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)