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【医師監修】自分でも出来るED診断のやり方

【医師監修】自分でも出来るED診断のやり方

「EDの診断はどうやってするの?」や「自分でもEDの診断はできるの?」と考えたことがある人は多いと思います。

ひと言でED(勃起不全)と言っても症状や原因は様々なため、EDを診断するには正しい知識を知っておくことが大切です。

この記事では、ED診断について具体的にどのような方法があるのかや、自分で出来るセルフED診断の方法などについて医師が詳しく解説します。

もしかしてEDかも?と感じている場合は、この記事の内容を参考にして、まずは自分でED診断してみてください。

ED診断とは

ED診断とは、勃起時の硬さや勃起の維持能力といった、勃起に関する能力全般を総合的に診断することです。

一般的には、国際的な基準として使われることが多い「IIEF(International Index of Erectile Function)」や「EHS(Erection Hardness Score)」といった設問に回答する方式が用いられており、これによりEDに該当するかどうか、さらには症状の程度を知ることができます。

医療機関では、医師による問診によってEDの症状や考えられる原因、そして最適な治療法の提案がおこなわれます。

ED診断に用いられる方法

ED診断に用いられる方法

EDの診断に用いられる方法には主に以下のような方法があります。

  • IIEF5(国際勃起機能スコア)
  • EHS(勃起の硬さスコア)

上記それぞれの方法について解説します。

IIEF5

IIEF5は、合計25点満点で構成される5つの設問に対して、21点以下になるとEDの疑いがあると診断する方法です。

IIEF5は以下5つの設問と回答、そして回答のスコアで構成されていますので、ED診断のセルフチェックとして試してみるとよいでしょう。

設問1. 勃起してそれを維持する自信はどの程度ありますか?
  • 1点:非常に低い
  • 2点:低い
  • 3点:中くらい
  • 4点:高い
  • 5点:非常に高い
設問2. 性的刺激によって勃起した時、どれくらいの頻度で挿入可能な硬さになりますか?
  • 0点:性的刺激はなかった
  • 1点:ほとんど、又は全くならなかった
  • 2点:たまになった(半分よりかなり低い頻度)
  • 3点:時々なった(ほぼ半分の頻度)
  • 4点:しばしばなった(半分よりかなり高い頻度)
  • 5点:ほぼいつも、又はいつもなった
設問3. 性交の際、挿入後にどれくらいの頻度で勃起を維持できますか?
  • 0点:性交を試みなかった
  • 1点:ほとんど、又は全く維持できなかった
  • 2点:たまに維持できた(半分よりかなり低い頻度)
  • 3点:時々維持できた(ほぼ半分の頻度)
  • 4点:しばしば維持できた(半分よりかなり高い頻度)
  • 5点:ほぼいつも、又はいつも維持できた
設問4. 性交の際、性交を終了するまで勃起を維持するのはどれくらい困難ですか?
  • 0点:性交を試みなかった
  • 1点:極めて困難だった
  • 2点:とても困難だった
  • 3点:困難だった
  • 4点:やや困難だった
  • 5点:困難でなかった

設問5. 性交を試みた時、どれくらいの頻度で性交に満足できましたか?

  • 0点:性交を試みなかった
  • 1点:ほとんど、又は全く満足できなかった
  • 2点:たまに満足できた(半分よりかなり低い頻度)
  • 3点:時々満足できた(ほぼ半分の頻度)
  • 4点:しばしば満足できた(半分よりかなり高い頻度)
  • 5点:ほぼいつも、又はいつも満足できた

上記設問に対する回答の合計スコアによって以下のように診断できます。

  • 22-25点:正常
  • 17-21点:軽症ED
  • 12-16点:軽症EDもしくは中等症ED
  • 08-11点:中等症ED
  • 05-07点:重症ED

EHS

EHSは、勃起の硬さを診断するために用いられる基準で、勃起時の硬さを5段階で評価し、硬さの基準を果物で例えられることが特徴です。

勃起時の硬さについてセルフチェックしたい場合は、EHSを使って診断してみてください。

  • グレード0:陰茎は大きくならない
  • グレード1(こんにゃく):陰茎は大きくなるが、硬くはない
  • グレード2(みかん):陰茎は硬いが、挿入に十分なほどではない
  • グレード3(グレープフルーツ):陰茎は挿入には十分硬いが、完全には硬くはない
  • グレード4(りんご):陰茎は完全に硬く、硬直している

EHSでは、グレード0、1、2の場合は「ED」として、そしてグレード3でなおかつ満足できる性交に至らない場合は「ED治療の対象」として診断されます。

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EDの種類と原因

EDの診断にあたり、EDの種類と原因について知っておくと役立ちます。

器質性ED

器質性EDは、血管・神経・分泌器といった身体の障害が原因で物理的に勃起しなくなることです。

例えば、動脈硬化や糖尿病、高血圧などの生活習慣をはじめ、男性ホルモンのテストステロン減少、加齢といったことが含まれます。

また、交通事故等による神経損傷や、ペニスリングやペニス増大器具の誤った使用により、陰茎の血管や神経が傷つくことでEDになることもあります。

心因性ED

心因性EDは、精神的または心理的な要因でEDになることです。具体的には、仕事や人間関係によるストレス、結婚や子作りに対する重圧、過去の性交失敗によるトラウマなど多岐にわたります。

マスターベーションでは十分に勃起するにもかかわらず、パートナーとの性交になった途端にうまくいかないといった場合は、心因性EDに当てはまるかもしれません。

混合性ED

混合性EDは、器質性EDと心因性EDが混在しているタイプです。例えば、加齢に加えてストレスが重なってEDを発症してしまうケースなどが挙げられます。

一般的に、混合性EDの場合はEDの原因を特定することが難しいとされています。

薬剤性ED

薬剤性EDは、服用中の薬によってEDになることです。主に、精神安定剤や抗うつ薬、睡眠剤、向精神薬、胃潰瘍の治療薬、降圧剤などが原因でEDを発症する可能性があります。

ED診断に関するよくある質問と回答

EDの診断についてよくある質問を紹介します。

ED診断は診察で何をするのですか?

医師がIIEF5やEHSなどを使ったED診断用の問診をおこないます。必要に応じ血圧や脈拍、血液検査、心電図測定などを実施することもありますが、ペニスの視診や触診はおこないません。

検査方法はどのようなものですか?

医師がED診断用の質問をし、それに回答してもらう方法です。検査というよりも、カウンセリングを想像するとよいかもしれません。

EDの初期症状はどんなものがありますか?

勃起までに時間を要する、勃起時の硬さが不十分(挿入できない)、性交途中で中折れするといった症状が時々起こるようになると、EDの初期症状と言えます。

EDと診断されたらどうすればいいですか?

まずは、ED治療薬であるバイアグラ、バルデナフィル、シアリスなどを試してみてください。もし、ED治療薬で効果を実感できない場合は「男性更年期障害」の疑いもあるため、男性ホルモン補完治療などを検討しましょう。

セルフチェックだけで大丈夫ですか?

いいえ、セルフチェックだけでは不十分です。セルフチェックをしたうえで、医師による正確なED診断を受けてください。

医師による診断を受け、あなたにとって最適なED治療薬の処方や、ED治療を提案してもらうことが大切です。

ED治療にはどのようなものがありますか?

ED治療薬をはじめ、男性更年期障害の診断、男性ホルモン補充療法、漢方などがあります。インターネット上では、ED改善サプリメントや個人輸入ED治療薬などが流通していますが、医学的な根拠に乏しく、偽造品や粗悪品が多いため、治療効果が見込めずおすすめできません。

まとめ

EDの診断はセルフチェックでも可能です。
一方で、あなたのEDの症状や悩みに合わせたED治療を受けることが最も重要なため、医師によるED診断を受けてください。

ED診断に抵抗があるという男性は、医師や看護師すべてが男性の男性専用クリニックがおすすめです。

MSクリニックではED治療薬としてバイアグラをはじめ、レビトラ、シアリスなどを院内処方しております。
全て信頼のメーカー正規品です。人気の国産ジェネリック医薬品もご用意しております。
専門医が丁寧に問診・診察・説明を行い、来院から10分程度でその場でお渡しいたします。お気軽にご相談ください。

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この記事の監修医師

葉山芳貴
総院長、医学博士

葉山芳貴

経歴

平成14年 聖マリアンナ医科大学 卒業
平成20年 大阪医科大学 大学院 卒業
平成22年 大手美容形成外科 院長 就任
平成27年 メンズサポートクリニック開設
平成28年 メンズサポートクリニック新宿 院長就任
平成28年 医療法人清佑会 理事長 就任

資格

医師免許(医籍登録番号:453182)
保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)

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MSクリニックは医療法人社団 清佑会が運営するクリニックです

当院は医療法人社団としての認可を受けた自由診療の男性専門クリニックです。 人を思いやる心こそ、医療のバックボーンであるという信念のもと、患者さまに満足、安心していただける医療を提供するべく、医療技術のみならず、インフォームド・コンセントやホスピタリティを徹底するこで、適正医療機関としての信頼を得られていると考えております。これからも、質の高い医療を継続的に提供し、高い社会的信頼の創造ならびに、多様化するニーズへ応えるため、医療の可能性を追求、創造してまいります。

全ては患者さまの笑顔のために

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