新型コロナウイルスの感染拡大がなかなか収束しません。
皆さんの家族や知人、あるいはご本人で陽性反応が出た方もいらっしゃるのではないでしょうか。
人体への影響はいまだ未知であり、高熱などが収まってからも倦怠感、呼吸が苦しい、嗅覚障害といった後遺症に悩まされる人がいると聞くこともあります。
そんなコロナですが、EDと関係があるかもしれません。この記事ではコロナとEDについて医師が解説します。
この記事の目次
海外の文献で報告が上がっている
英語で書かれた海外の文献に目を通していると「コロナでED(勃起不全)になった」という報告が複数ありました。
アメリカやドイツ、イタリアなどの欧米諸国をはじめ、タイ、ブラジル、トルコの論文にも書かれており、インターネットで検索すると実に50件近くヒットします。
こうした文献は2020年の夏頃から見られるようになったと記憶していて、中国からの報告では、コロナによって男性ホルモン自体が減少したというケースもあるようです。
なぜコロナとEDが関係があるのか
コロナに感染すると、肺や脳、心臓を含め全身のさまざまな部分に血栓症が起こりやすく、その結果、血管の内壁がダメージを受けていくのです。
当然ながらペニスにつながる血管や男性器を構成する海綿体も例外ではなく、柔軟性や伸縮性が失われたりして血液が流れ込みにくくなるため、EDに直結すると考えられます。
コロナでEDになったと気づくのは回復後が多い
ちなみに複数の論文において「コロナから回復した後でEDだと分かるケースがほとんど」との記載があります。
もちろん、せきや高熱が続いている間に性行為に至ることはまれなので、自宅療養中や入院中に知らず知らず症状が進行し、ふと気付いたのだと思われます。
コロナでEDになった場合に有効な薬
ご安心ください。コロナでEDになった場合、対処療法としてバイアグラが有効だと報告されています。
当クリニックでも1錠1,000円以下で処方できるので「コロナを発症したら以前の元気が無くなってしまった……」と悩んでいる方は、どうぞご相談ください。
まとめ
コロナにかかってしまったことでEDになった場合、男性としての自信を失ってしまうことでしょう。
自信を取り戻したいけど、クリニックに行くのが面倒…待ち時間が嫌だ…人に見られたくない…
そんな方もご安心ください。
MSクリニックではED処方薬についてオンラインでも診療を行っております。
スマートフォン・PC・タブレットで「予約」「問診」「診察」「処方」「決済(お支払い)」までオンライン上で行うことができますので、遠方の方や人の目が気になるという方にも安心してご相談いただけます。
この記事の監修医師

葉山芳貴
経歴
平成14年 聖マリアンナ医科大学 卒業
平成20年 大阪医科大学 大学院 卒業
平成22年 大手美容形成外科 院長 就任
平成27年 メンズサポートクリニック開設
平成28年 メンズサポートクリニック新宿 院長就任
平成28年 医療法人清佑会 理事長 就任
資格
医師免許(医籍登録番号:453182)
保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)