ペニスのしこりは梅毒?ペロニー病?症状や治療法を医師が解説|男性特有のお悩みを解決 - ペニラボ

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ペニスのしこりは梅毒?ペロニー病?症状や治療法を医師が解説

ペニスのしこりは梅毒?ペロニー病?症状や治療法を医師が解説

「ペニスにしこりがある」ことに気が付いたものの、何科に相談すればいいのか分からないという人や、恥ずかしいから他人に診られたくないと考える人は多いと思います。

ペニスにしこりができたにもかかわらず、しばらく放っておこうと自己判断する人がいますが、症状が悪化してしまう可能性もあることから、医師による診断が必要です。

この記事では「ペニスのしこり」について、考えられる症状や治療法などについて解説します。

ペニスにしこりができる主な症状

はじめに、ペニスにしこりができる症状について、それぞれの特徴や原因について解説します。

梅毒

ペニスにしこりができる症状のひとつが「梅毒」です。梅毒は性感染症の中でも感染者が多く、ペニスにしこりができる代表的な症状と言えます。

梅毒の発症原因は、性行為などを通じて梅毒トレポネーマという細菌に感染することです。感染部位と粘膜や皮膚が直に接触することで感染します。

梅毒は症状の程度によって第一期から第四期に分けられており、しこりの存在を実感するのは、感染後約3週間から3ヶ月の間である第一期です。

第一期で生じるしこりは「初期硬結(しょきこうけつ)」と呼ばれるもので、多くの場合1ヶ所のみで、痛みや痒みを伴わず、わずかに弾力性があることが特徴です。

また、症状が進行するにつれて、初期硬結部位の周辺でただれた潰瘍(硬性下疳・こうせいげかん)に変化していきます。

梅毒によるしこりは1ヶ月程度放置しておくと自然に消えていくため、治ったと思いがちですが、梅毒の菌(梅毒トレポネーマ)は血管内に潜伏し続け、無自覚のまま第二期へ進行していきます。

第二期以降、全身(とくに手のひらや足裏)に、梅毒性バラ疹と呼ばれるピンク色や赤っぽい発疹が生じます。

治療法が確立されている現代においては、第三期や第四期まで進行することは非常に稀ですが、放置すると骨や筋肉にしこりができたり、神経障害を引き起こしたり、死に至ることもあります。

陰茎硬化症(ペロニー病)

ペニスにしこりができる症状には「陰茎硬化症(ペロニー病)」もあります。陰茎硬化症(ペロニー病)とは、陰茎海綿体白膜(陰茎内部にある海綿体の表面を包んでいる膜)にしこりができる症状です。/p>

良性の病気ながら、しこりができることにより、勃起時に痛みがでたり、陰茎が曲がったりします。この結果、性交に支障をきたすことや、勃起障害(ED)を招く恐れもあります。

しこりは主に陰茎に生じ、非勃起時に触診で確認可能です。亀頭冠状溝(亀頭の溝部分)や陰茎の付け根部分に生じることもあります。

なお、陰茎硬化症(ペロニー病)の発症原因については、はっきり分かっていません。

尖圭コンジローマ(コンジローム)

ぺニスにしこりができる症状として「尖圭コンジローマ(コンジローム)」が挙げられます。尖圭コンジローマは陰部全体で小さなしこりやブツブツができる症状です。

性行為などでHPVウイルス(ヒトパピローマウイルス)に感染することが原因で発症し、陰茎、亀頭、包皮、陰嚢、そして肛門などでイボのようなブツブツしたものが生じることが特徴です。

しこりを放置していると徐々に増殖および肥大化し、鶏のトサカ(鶏冠状)やカリフラワーのような形状になることもあり、痒みや違和感を覚える人もいます。

尖圭コンジローマは不衛生だと感染しやすくなるため、包茎の人の方が発症しやすいと考えられています。

陰茎癌

ペニスにしこりができる症状として「陰茎癌」があります。日本国内における陰茎癌の発生頻度は10万人あたり0.5人から1人程度のため、希少なケースと言えるでしょう。

陰茎癌によるしこりはほとんど痛みを伴わず、主に陰茎や亀頭、包皮部分に生じます。しこりは初期症状のひとつで、カリフラワーのような形状をしており、他にも皮膚のただれや、隆起した深い潰瘍が生じることもあります。

梅毒や尖圭コンジローマとの判別がつきにくく、放置してしまう可能性もあるため、医師による診断が求められます。

陰嚢内硬化性脂肪肉芽腫

ペニスにしこりができる症状には「陰嚢内硬化性脂肪肉芽腫」もあります。陰茎癌と同様で、稀なケースと言えますが、陰茎の付け根や陰嚢に硬いしこりができます。

多くの場合、しこりは脂肪組織が硬くなっているだけで、悪性の可能性は低いとされています。

明確な発症原因は特定されていませんが、寒い場所で急に陰嚢をさらすような場合に(寒冷暴露)生じると考えられています。

梅毒の症状と治療法

梅毒の初期症状として、しこり以外に太腿付け根のリンパ腺が腫れることもあります。症状が進行すると全身に痒みや痛みを伴わない発疹が出てきます。

梅毒の治療法としては、ペニシリン系の抗生物質を飲み薬で服用または筋肉注射治療となります。

飲み薬の場合1日3回の服用です。第一期は2週間から4週間、第二期だと4週間から8週間の服用が目安です。

筋肉注射治療は1回の投与(後期の場合は3回投与)が一般的です。

梅毒は早期発見と早期治療が望ましいため、ペニスにしこりやリンパ腺の腫れに気が付いた時点で速やかに泌尿器科を診察しましょう。

陰茎硬化症(ペロニー病)の症状と治療法

陰茎硬化症(ペロニー病)は、しこり以外の症状として、勃起時の痛みや陰茎弯曲などがあります。

治療法としては、ビタミンEやトラニラスト(ケロイドの治療薬)といった薬剤治療で経過観察し、改善されない場合はベラパミル(カルシウム拮抗薬)を局所注射するのが一般的です。

また、陰茎弯曲の改善には縫縮法(プリケーション法)、しこりの切除や陰茎の延長には移植法(真皮や静脈移植)といった手術をする場合もあります。

尖圭コンジローマ(コンジローム)の症状と治療法

尖圭コンジローマ(コンジローム)の症状は、しこりやイボができることが特徴ですが、放置すると数が増え、サイズが大きくなります。

治療法としては、液体窒素による冷凍凝固法を1週間から2週間に1回の頻度で、しこりがなくなるまで行います。

また、ウイルスの増殖を防ぐ軟膏薬(イミキモド)の塗布もあります。

陰茎癌の症状と治療法

陰茎癌は、しこりや潰瘍といった症状の他、腫瘍が細菌などに感染することで、痛みや出血を伴う可能性があります。

治療法としては、部分切除または全摘出となります。他にも、腫瘍を除去するレーザー治療、凍結療法、軟膏の塗布などもありますが、癌細胞が残るかもしれません。

陰嚢内硬化性脂肪肉芽腫の症状と治療法

陰嚢内硬化性脂肪肉芽腫の主な症状はしこりができることです。治療法には消炎鎮痛剤の投与や摘出手術があります。

ペニスのしこりに関するよくある質問

ペニスのしこりに関してよくある質問をご紹介します。

ペニスにしこりがある時は何科に行くの?

泌尿器科に行ってください。

診察に抵抗がある場合は、医師や看護師全員が男性の「男性専用クリニック」がおすすめです。

ペニスのしこりが痛い時はどうすればいい?

可能な限り早く泌尿器科に相談してください。

自己判断で患部を温めたり、冷やしたりすることは控えた方が無難です。

梅毒のしこりはどのくらいで消える?

おおよそ1ヶ月で消えます。

しかし、抗生物質を投与しないで消えた場合は治った訳ではありません。梅毒トレポネーマは体内に潜伏していますので、必ず医師に診てもらいましょう。

梅毒のしこりはどんなの?

梅毒のしこりは、多くの場合において小豆大のサイズで痛みがないことが特徴です。また、僅かに弾力性を伴い、皮膚がただれることもあります。

ペニスのしこりは放置していい?

いいえ、放置することはおすすめしません。

理由は、ペニスのしこりは自己判断できないほど様々な症状があり、梅毒や尖圭コンジローマといった性病以外に、陰茎癌の可能性も否定できないためです。

ペニスのしこりに気が付いたら、速やかに医師に相談してください。

まとめ

ペニスのしこりは、梅毒や尖圭コンジローマといった性感染症だけでなく、陰茎硬化症(ペロニー病)や陰茎癌などの症状かもしれません。

「痛みがないから」や「悪化していないから」と言って放置せず、クリニックを受診しましょう。

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この記事の監修医師

葉山芳貴
総院長、医学博士

葉山芳貴

経歴

平成14年 聖マリアンナ医科大学 卒業
平成20年 大阪医科大学 大学院 卒業
平成22年 大手美容形成外科 院長 就任
平成27年 メンズサポートクリニック開設
平成28年 メンズサポートクリニック新宿 院長就任
平成28年 医療法人清佑会 理事長 就任

資格

医師免許(医籍登録番号:453182)
保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)

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