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【医師監修】男性器やデリケートゾーンの洗い方を医師が解説

【医師監修】男性器やデリケートゾーンの洗い方を医師が解説

皆さんは、「男性器の正しい洗い方」について考えたことはありますか?「デリケートゾーンの洗い方なんて考えたことなかった」という方や、「いつも適当に洗っている」という方もいることでしょう。

この記事では、「男性器やデリケートゾーンの洗い方」について、正しい方法や推奨される順番などについて、男性器治療を専門とする医師がわかりやすく解説します。

男性器やデリケートゾーンの洗い方

男性器やデリケートゾーンの正しい洗い方は以下の通りです。

  • 1. 手を洗う
  • 2. ぬるま湯を使い、デリケートゾーン全体を濡らす
  • 3. 石鹸やボディーソープ等を泡立てる
  • 4. 無理のない範囲で包皮をむく
  • 5. 陰茎全体を優しくゆっくり洗う
  • 6. 泡を十分に洗い流す
  • 7. 清潔なタオルで水気をしっかり拭き取る

この流れの中でポイントとなるのが、「清潔な手で洗うこと」、「優しくゆっくり洗うこと」、そして「洗った後はしっかり乾燥させること」の3つです。

ここで大切なのが、陰部の皮膚に関する知識です。ペニスや肛門といったデリケートゾーンの皮膚は、他の部位と比較しても薄く、傷つきやすいという特徴があります。

とある研究(*)では、人体において皮膚が最も薄い部位は生殖器である、と報告されています。一般に皮膚が薄い部位として知られている「まぶた」は約0.2mm、手の平は約0.7mmと言われているのに対し、生殖器周辺の皮膚の厚みはおよそ0.1mmとされています。

つまり、男性器や肛門などのデリケートゾーンは、体の中で最も繊細な部位であると言えます。たかが洗浄といえど、皮膚が傷つきやすいために、間違った洗い方を続けていると炎症や細菌感染を起こしやすくなってしまいます。

このことから、男性器などのデリケートゾーンを洗う際には、清潔な手を使って優しくゆっくり洗い、しっかり乾燥させることが重要となるのです。

デリケートゾーンを洗う際の順番

それでは、デリケートゾーンはどこから洗えば良いのでしょうか?洗う順番を正しく理解しておくことは、細菌感染などのトラブル予防につながりますので、非常に重要です。

推奨される順番は以下の通りです。

  • 1.  陰茎
  • 2. 陰嚢
  • 3. 肛門

ここからは、それぞれの部位に適した洗い方を解説していきます。

陰茎

男性のデリケートゾーンの洗浄にあたっては、「陰茎」から洗い始めることが推奨されます。陰茎の洗浄では、可能な限り包皮を剥いて亀頭を露出させ、石鹸等を泡立てて優しくゆっくり洗うようにしてください。なお、無理に亀頭を露出させることは、包皮が傷ついたり、腫れが出て皮が戻せなくなるなどといったトラブルの原因となりますので、できる範囲で剥くようにしましょう。

陰茎や亀頭の皮膚は薄く傷つきやすいため、あまり時間をかけないようにし、ゴシゴシ洗うことを避けて優しく洗うことがポイントとなります。

陰嚢

「陰嚢」を洗う際も陰茎と同様に、力を入れず優しくゆっくり洗いましょう。陰嚢の裏側までしっかり洗えるように、片手で陰嚢を持ち上げて洗浄することが推奨されます。

陰嚢の裏は汗をかきやすいことに加え、石鹸の泡などが残りやすいことから、皮膚トラブルを起こす可能性があります。陰嚢を洗浄した後は、裏側も含めてしっかりと洗い流すことが重要です。

肛門

デリケートゾーンを洗う際は、「肛門」を最後にしましょう。肛門を先に洗ってしまうと、手に付着した大腸菌が尿道口から体内に侵入し、前立腺などの炎症を招く恐れがあるためです。

肛門を洗う際は、陰茎や陰嚢と同じように、泡で優しくゆっくり洗うようにしましょう。肛門の皮膚は薄いため、過度に洗いすぎると傷がついたり、皮膚の炎症を引き起こす可能性がありますので要注意です。

男性器やデリケートゾーンを洗う頻度

男性器やデリケートゾーンを洗う頻度

男性器やデリケートゾーンを洗う頻度は「1日1回」を目安にしてください。デリケートゾーンを清潔に保ちたいからといって洗いすぎてしまうと、皮膚が傷ついて細菌感染や炎症などを起こす可能性があります。

デリケートゾーンを洗いすぎると、皮脂が少なくなって乾燥気味となり、皮膚のバリア機能が低下しますので、様々な外的刺激に弱くなってしまいます。

男性器やデリケートゾーンは、毎日洗った方がいいのはもちろんですが、一方で洗いすぎもよくないということは認識しておきましょう。

やってはいけないNGな洗い方

男性器やデリケートゾーンの洗い方として、やってはいけない洗い方についても合わせて理解しておいてください。

  • ゴシゴシ洗う
  • 石鹸・ボディーソープの流し忘れ
  • 強引に包皮を剥いて洗う

それぞれ解説します。

ゴシゴシ洗う

男性器をはじめとするデリケートゾーンは、「ゴシゴシ洗う」ことを避けるようにしましょう。ゴシゴシ洗うほど清潔になるわけではありませんし、むしろ皮膚を傷つけてしまいます。

石鹸やボディーソープを泡立てて、優しく、ゆっくりと洗うようにしましょう。

石鹸・ボディーソープの流し忘れ

「石鹸・ボディーソープの流し忘れ」もNGです。泡などが付着した状態を放置していると、石鹸等の成分によって皮膚の炎症などを起こす可能性があります。

男性器の洗浄後は、洗い残しがないかしっかりと確認するようにしましょう。

強引に包皮を剥いて洗う

男性器を洗う際は、「強引に包皮を剥いて洗う」ことも控えてください。亀頭を洗いたいからといって無理に包皮を剥くと、皮膚が裂けて傷ができたり、腫れが出たり皮が戻せなくなってしまう可能性があります。

包茎の男性が注意すべきこと

ここまで、男性器の洗い方についてその方法や注意点を解説してきましたが、包茎がある男性の場合、普段から亀頭が露出している(露茎)男性に比べて以下に挙げることがいわれています。

  • 性感染症や亀頭包皮炎リスク
  • 陰毛を巻き込んで不衛生となりやすい
  • 早めの包茎手術がおすすめ

それぞれの内容について解説します。

性感染症や亀頭包皮炎のリスクとなる

包茎の男性は、男性器の洗浄が不十分となりやすいことから、「性感染症や亀頭包皮炎リスク」が上昇するといわれています。

特に真性包茎カントン包茎の場合、亀頭を完全に露出できない、または露出しづらいために恥垢が溜まりやすくなります。この溜まった恥垢に細菌が繁殖することにより、性感染症や亀頭包皮炎といった症状を招く恐れがありますので、要注意です。

陰毛を巻き込んで不衛生となりやすい

包茎の男性では、包皮に陰毛が巻き込まれることがよくあります。陰毛が巻き込まれると、痛みや違和感を引き起こすのみならず、陰毛に付着した細菌等が繁殖し、やはり性感染症や亀頭包皮炎のリスクとなります。このため、定期的な陰毛の剃毛や、VIO脱毛などを行うと、清潔な状態を保ちやすくなります。

早めの包茎手術がおすすめ

以上の内容から、「早めの包茎手術がおすすめ」です。包茎があると、陰茎が不衛生になりやすく、整容面(見た目)も問題となります。

包茎手術を行うと、陰茎の洗浄が容易となり、見た目も良くなります。性感染症や亀頭包皮炎リスクも低減しますので、様々な点でメリットがある治療といえます。

 

 

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