「亀頭が小さいのは包茎手術をすれば治るの?」や「亀頭が小さいから大きくできないだろうか?」といった疑問を持ったことがある男性は多いと思います。
亀頭が小さいとペニスの見た目が悪く見えたり、男性としての自信が持てなかったり、その影響は精神面にも及びやすく、ED(勃起不全)や男性不妊につながる可能性を否定できないため、放置すべきではありません。
そこでこの記事では「亀頭が小さい」ことの原因やデメリット、さらには亀頭を大きくする方法などについて、数多くの亀頭増大術を手がける医師が分かりやすく解説します。
この記事の目次
亀頭が小さい原因
亀頭が小さい主な原因には、以下のようなことが挙げられます。
- 生まれつきによるもの
- 包茎
- 加齢
- 喫煙
それぞれの原因について解説します。
生まれつきによるもの
亀頭が小さい原因には「生まれつきによるもの」があります。これは出生前に、男性ホルモンのひとつである「アンドロゲン」が不足したり、十分に作用しなかったことが影響すると考えられます。
アンドロゲンの作用には、胎生期の性分化をはじめ、生殖器官の発達、そして男児では10~13歳頃とされる第二次性徴期を発現させるといったことがあり、ペニスの成長と深い関係があります。
胎児期に、何らかの原因で母体からアンドロゲンが得られないことで、亀頭やペニスが十分に発達しない、すなわち亀頭が小さい状態になりやすいとされています。
包茎
「包茎」も亀頭が小さい原因です。包茎の場合、亀頭が包皮によって覆われる、あるいは締め付けられるような状態になり、亀頭の成長を阻害してしまいます。
仮性包茎であったとしても、亀頭が包皮に覆われている時間が長いと、亀頭が先細り状態になり、亀頭が陰茎部よりも小さくなることも考えられます。
とくに、真性包茎の場合、亀頭と包皮が完全にくっついてしまう「癒着」が起こりやすく、より亀頭の成長を妨げる原因になるでしょう。
加齢
亀頭が小さい原因には「加齢」もあります。加齢とともに、ペニス周辺の毛細血管が老化し、十分な血流が確保されず、結果として亀頭や陰茎が小さくなってしまいます。
また、加齢に伴って生じやすいとされる、糖尿病や高血圧、肥満といったことが要因となり、ペニスへの血流が阻害されることも考えられます。
喫煙
「喫煙」も亀頭が小さい原因のひとつです。喫煙によって取り込まれるニコチンには、血管を収縮させる作用があり、十分な血流を確保しにくくなります。
この結果、亀頭や陰茎に血液が巡りにくくなって、亀頭が小さくなる、あるいは亀頭の成長が妨げられる可能性があります。
亀頭が小さいことのデメリット
亀頭が小さいことによるデメリットには、主に以下のようなことが考えられます。
- 包茎になりやすい
- 男性としての自信喪失
- 排尿に支障が生じやすい
- 陰毛を巻き込むことによる痛み
それぞれ解説します。
包茎になりやすい
亀頭が小さいと「包茎になりやすい」デメリットがあります。亀頭が小さいと、余剰な包皮が亀頭を覆いやすい状態になってしまいます。
本来であれば、亀頭の縁が包皮のストッパーのような役目を果たしますが、亀頭が小さいと、包皮が亀頭をすんなり覆ってしまう訳です。
逆を言えば、亀頭(カリ)が大きいと、包皮が余剰であっても包茎になりにくいと言えます。
男性としての自信喪失
「男性としての自信喪失」も亀頭が小さいことによるデメリットでしょう。例えば、セックスの際に、パートナーを満足させられないことや、温泉施設などで他人からの目が気になってしまい堂々とできないことなどが挙げられます。
また、将来的な介護を考えた際には、恥ずかしい思いをするかもしれません。ペニスに対する自信喪失は、ED(勃起不全)に繋がる可能性があるだけでなく、年齢を問わず男性のプライドにも影響すると考えましょう。
排尿に支障が生じやすい
亀頭が小さいことは「排尿に支障が生じやすい」デメリットもあります。亀頭が小さいと包皮が亀頭を覆いやすくなるため、尿が包皮とぶつかるようにして飛び散ってしまうかもしれません。
些細なことと思いがちですが、排尿の度に気にしなければいけないことや、思わぬタイミングで服を汚してしまう可能性もあるため、軽視できないデメリットと言えます。
陰毛を巻き込むことによる痛み
「陰毛を巻き込むことによる痛み」も亀頭が小さいことのデメリットです。亀頭が小さいと包皮が陰毛を巻き込むようにして亀頭を覆うことがあります。
この状態で亀頭が陰毛に引っ張られてしまうことで痛みが生じます。また、絡まった陰毛によって、亀頭や包皮が傷つけられることによる痛みも生じやすくなります。
亀頭のサイズが決まる時期
亀頭のサイズが決まる時期は概ね18歳までで、20歳を超えると自然に大きくなることはないと考えられています。
亀頭を含むペニスのサイズは、5つの成長段階を経て決まります。5つの成長段階は、幼児期または小児期、思春期、成長期初期、成長期中期、そして成長期後期と、おおまかに区分されており、亀頭や陰茎が最も発達するのは成長期の12歳頃から18歳頃までとされています。
このように、亀頭のサイズは18歳頃までに決まり、これ以降の自然な成長は考えにくいということを知っておきましょう。
亀頭を大きくする方法
亀頭が小さい男性が、亀頭を大きくする方法としては以下2つがあります。
包茎手術
亀頭が小さい男性が「包茎手術」を受けることで、亀頭が大きく見えるようになります。亀頭を覆っている余剰な包皮を切除すると、実際に大きくなったわけではありませんが、見た目の印象が変わります。とりわけ、余剰な包皮がなくなる分、勃起時の亀頭は大きくなったように見えるでしょう。
また、成長期の若年者であれば、亀頭の成長の邪魔をする包皮が取り除かれるので、今後の成長において本来の大きさまで育つ可能性があります。しかし、成長期を終えてしまった成人では包茎手術を行っただけでは亀頭は大きくなりません。
亀頭増大術
「亀頭増大術」は亀頭が小さい男性におすすめの方法です。亀頭にヒアルロン酸を注入することで、亀頭を物理的に大きくできます。
前述した包茎手術と同時に受けることで、ペニスの見た目が大幅に改善されるため、ペニスに対するコンプレックスをまとめて解消可能です。
また、亀頭が小さい男性に多く見られる「早漏」の改善効果も期待できます。
亀頭が小さい男性がやるべきではないこと
亀頭が小さいことで悩んでいる男性がよくやりがちな誤った改善法を紹介します。これらは、かえって悪化を招く恐れがあるため控えましょう。
亀頭増大をうたったサプリメント
「亀頭増大をうたったサプリメント」はやるべきではありません。インターネット上には、亀頭やペニスそのものを大きくする効果をうたったサプリメントが多く流通していますが、これらの主成分であるアルギニンやシトルリン、さらに亜鉛には亀頭や陰茎を大きくする効果はありません。
一般的なエナジードリンクに含まれるこれらの成分を摂取することでペニスが大きくなるという理屈であれば、エナジードリンクを飲んでいる人のペニスは大きくなっているはずが、そのような事実はないため、利用すべきではありません。
亀頭増大向けの器具
「亀頭増大向けの器具」もやるべきではありません。亀頭や陰茎を大きくする効果があるとうたうポンプ式の器具や、ペニスリング(コックリング)などはペニスを鬱血状態にさせたり、包皮が伸びてしまったりする可能性があります。
器具を用いた方法は、亀頭を大きくする効果が見込めないどころか、ペニスの機能を損なう危険性がありますので、利用すべきではありません。
まとめ
亀頭が小さいことは、包茎や早漏、さらにはEDを招く恐れがあるため、放置せずに医師に相談することをおすすめします。
その際は、亀頭増大術などの治療実績が豊富なクリニックを選ぶようにしてください。
MSクリニックは、亀頭増大術・長茎術・ED治療など男性のお悩みを全て解消するメンズクリニックです。
亀頭増大術は症例豊富な東京新宿・神奈川横浜・埼玉大宮・愛知名古屋・大阪梅田のMSクリニックにお任せください。
診察カウンセリングを無料で行っておりますので下記よりご予約のうえご来院ください。
この記事の監修医師
葉山芳貴
経歴
平成14年 聖マリアンナ医科大学 卒業
平成20年 大阪医科大学 大学院 卒業
平成22年 大手美容形成外科 院長 就任
平成27年 メンズサポートクリニック開設
平成28年 メンズサポートクリニック新宿 院長就任
平成28年 医療法人清佑会 理事長 就任
資格
医師免許(医籍登録番号:453182)
保険医登録(保険医登録番号:阪医52752)